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【カコタビ11】死ぬために生きる人々

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



前回記事でご案内した世界一周同期会、お陰様で参加者は現在5人!

地味に増えてきております。楽しみ!

まだまだ募集していますので、興味ある方はこちらのコメントでもツイッターでもご連絡お待ちしてます!



さてブログは平常運転に戻ります。

本日は、【カコタビ】その11です!



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【インドネシア】 → ジャカルタ → マカッサル → タナ・トラジャ → マカッサル → デンパサール → ジョグジャカルタ → ジャカルタ → (計49日間 ※旅自体は7日間)




前回のカコタビでは、卒業旅行をお送りしましたが、ここからは大学院時代の旅の話となります。

そう、大学院に進学したのです。

この2年間はさすがに学部生の時ほど遊んでばかりというわけにはいきませんが、2度ほど大きな旅をしたので、今回と次回のカコタビはその時の話をお送りします。



まず今回は、M1(修士1年生)の夏のお話。



修士課程はたったの2年間しかないので、M1のうちから修士論文に向けた準備をしていく必要があります。

とは言え、1から卒業論文以上の論文を書くのもむちゃくちゃしんどいので、卒論を上手く利用する人が多いです。

つまり、修論の何章分かが、卒論でまとめたものを利用した章となり、修論は卒論の話をより広げ、より深めたものというような感じになります。



ということは自分の場合、観光地理学の分野で、アジアをフィールドに、バックパッカーの話をもっと広げ、深めれば良いということになります。



でも、根本的な話なんですけどね。



…そもそも海外に調査しに行ける金などあるわけがない。

あったら卒業旅行でアフリカだの南米だの行ってたし。



というわけで、大学院に入ってしばらくは、安く海外にフィールドワークに行ける方法を画策していました。



そしたら、うってつけのプログラムを発見!



自分が通っていた大学院は総合大学なので、文系・理系ともに研究科が揃っていました。自分は文系です。

で、そのプログラムとは、文系と理系の学生がチームを組んで、

理系の学生がやってる研究を、文系(特に教育系)の学生が授業化し、それを東南アジアの子ども達に教えよう!というものでした。



一見すると、フィールドワークと関係がないように見えますが、このプログラムにはロングコースというものがありまして。

現地で授業をするのは1週間ほどなのですが、その前後に何カ月か現地フィールドワークができるのが、ロングコース。

しかも現地の大学の留学ビザまで交付して頂けて、現地での生活や調査に支障がないくらいの補助金まで出して頂けると。



…素晴らしすぎるぞ、このプログラム。

即刻応募、そしてめでたく採用して頂けました。



で、先ほど申しました、文系と理系の学生がチームを組むというお話ですが、自分のチームの理系の皆様は、インドネシアのジャカルタでスラムの居住環境の改善に取り組んでおりました。

で、そのスラムに家を借りて住み込んでいると。

現地滞在中の宿代もバカにならないと思っていた所だったので、居候のお願いをすると、ありがたいことに格安で受け入れの快諾を頂きました。



というわけで、ジャカルタのスラムを生活の拠点にしながら、ジャワ島やバリ島のフィールドワークが実現です!

…とは言っても、フィールドワーク自体は地道な聞き取りや地図作成のための実地調査が中心なので、見栄えの良い写真は皆無です。なので、スラムの様子や、現地での授業の様子をまずはちょろっとお送りいたします。

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まずは居候させてもらった家!思いの外綺麗ですが、新築とのことです!

スラムの新築…良いんだか悪いんだかって感じですね。

ただ家がきれいでも、周囲の衛生面はあれなので、虫はやばいです。

3日家空けたら、シャワールームはGの大群でしたし。100匹はいたな。

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子ども達はすごく懐いてくれました。

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これは、図書館を造ることになり、その壁を塗っております。

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ここからは授業の様子を。

街づくりを子どもたちにわかりやすくということで、「ゆるキャラを使って、自分の街の良い所を考えてみよう!」みたいな授業をしました。

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考えをまとめ…、

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最後は自分の街のゆるキャラを考えてもらいました。



というわけで6週間のプログラムを終え、あとは日本へと帰るのみ…なのですが、

このまま帰るのは勿体ない。

現地解散後、チームの有志で1週間のアイランドトリップを楽しんできました。



この旅のハイライトになったのが、タイトルにもある「死ぬために生きる人々」。

スラウェシ島はタナ・トラジャの葬送儀礼に参列してきました。

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タナ・トラジャで有名なものというと、こちらのトンコナン・ハウスでしょうか。

独特の舟型をしたこの住居は、ここに暮らすトラジャ族が元々海の民であった証とのこと。

さらには彼らの持つ独特の死生観が、家屋の形に影響を与えていると言われています。



その死生観とは、「我々の祖先は舟に乗ってこの世にやって来て、死後はまた舟に乗ってあの世に戻っていく」というものです。

そのため、亡骸は葬式までの間、トンコナン・ハウスに安置されるのですが、その期間は長いと数年にも及ぶことも!



なぜそんなに葬式まで時間がかかるのかというと、その費用があまりにも莫大だからです。

平均月収が2~3万円の彼らが葬式にかける費用は、何と数千万円に及ぶことも!

これは、葬式を盛大にやればやるほど、死後も幸せになれるという考え方からとのことです。

なので葬式の費用が貯まるまで、また葬式に適した時期が来るまで、亡骸はずっと安置されているというわけなんですね。



それでは、写真とともにトラジャ族の葬送儀礼の様子をどうぞ!

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亡骸が安置されている家から村の広場に向けて、葬送行列が出発します。

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竹を掲げた子ども達は先導役でしょうか。

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続いて、トンコナン・ハウスを模った神輿がやってきました。こちらに棺が載せられております。

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写真では伝わらないかもしれませんが、勇ましく鼓舞するような掛け声とともに、神輿は上下に激しく揺さぶられます。

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行列は長く長く続き、村中を巡ります。

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その間、終始激しく揺さぶられながら。亡骸の安否が気にかかる所です。



会場の広場に先回りしてみます。

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広場には沢山のトンコナン・ハウスが造られていましたが、これらはこの葬儀のためにだけ造られたものだそうで、葬儀が終わると取り壊されてしまうようです。

そして水牛も沢山いますが、全てこの葬儀のために生贄として捧げられます。

特に白い水牛は非常に高価で、高級車が1台買えるくらいだとか。

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行列が近づいてきましたが、何やら人のような物が乗った神輿が。

これは死者の生前の姿を模した蝋人形だそうです。

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それにしても…なかなかリアルですね笑

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棺が中央のトンコナン・ハウスに納められると、いよいよ儀式の開始です。

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メインとなるのはこちら。生贄となる水牛の屠殺です。

この先も一応写真は撮ってあるのですが、かなり生々しいものとなっているので割愛します。

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弔いの詠唱です。こうした輪があちらこちらでできて、会場はかなり賑やかです。

というかヒートアップという表現のほうが正しいのでは?というくらい。



このような感じで、長いものだと数日間にもわたって、儀式は続けられるそうです。



今回、葬送儀礼に参列させてもらって一番驚いたことは、参列者に悲しそうな雰囲気が微塵も感じられなかったことです。

自分たちの場合葬式というと「亡くなった方との永遠のお別れ」というような悲しい側面が強いわけですが、彼らの雰囲気は明らかに違う。

亡くなった方の「新たな世界への旅立ち」を祝っているような感じがしました。盛大な葬式をすることがこの上ない喜びとでもいうような。

そうなると、より盛大な葬式をするために、一生をかけてお金を貯めるのも頷けます。

トラジャ族にとっての葬式は、この世における集大成のようなものなのでしょうね。



自分とは全く異なる死生観、理解はすごく難しいですが、知ることができて、触れることができて本当に良かったです。



さて、本日はこれで終わりとなります。次回は学生生活最後の旅に!

【カコタビ】その12に続きます!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。