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カスピ海フェリーにいざ乗船!予想外の連続

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



リアルタイムはジョージアのメスティア!

再び動き出していきます。

やっぱり自然が好きなので、ここから何日かかけて、コーカサスの自然を思い切り満喫してくる予定です。





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2019年8月3日
(世界一周124日目)
【(アシガバート)→トルクメンバシ】
1マナト=30.1円
1ドル=3.5マナト
(いずれも公定レート)
※闇レートだと1ドル=16~18マナトくらい






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目覚めたらそこには、一面に荒涼とした大地が広がっていました。



おはようございます。

昨日夜行列車に乗り込むとすぐに眠りに落ち、夜が明けるとこんな風景の中、一路トルクメンバシを目指して進んでおります。



トルクメニスタンに入国して4日目。

ビザは5日間のトランジットビザですが、トルクメンバシの港から出るフェリーがいつ出発するのか全く読めないため、余裕を持って4日目でのトルクメンバシ入りということにしました。

トルクメンバシからは、アゼルバイジャンのバクーに向けてカスピ海を渡ることになるのですが、ここ最近このルートを通った人の様子を見ると、概ねフェリーの待ち時間は1日程度で済んでいるよう。

しかし、以前は何日経ってもフェリーが来ず、トルクメンバシの港に着いてからアゼルバイジャンに入国するまで100時間を超えるような例も見受けられたため、早めに着いておくことに越したことはないなと。

まあ、もし移動に100時間もかかるようなら、4日目に着いた所でビザの期限は切れてしまいますけれど…笑

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単調な風景が何時間も続くため、寝たり起きたりを繰り返しながら時間を潰します。

列車の到着は10:00前頃の見込み。

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車内は3段寝台だったのでかなり狭かったのですが、寝具もしっかりと用意され、何と言ってもクーラー付き。

再三申し上げていることですが、この寝台列車の切符が2ドル弱で買えるというのは、かなり衝撃的です。

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9:00を過ぎた頃、車窓にはまばらに人家が現れ、遠くに水域が確認できるようになりました。

あれこそが、これから船で渡ろうとしている世界最大の湖、カスピ海です。

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トルクメンバシが近付くと、港湾施設が視界に入るように。

海を持たないトルクメニスタンにとって、このカスピ海は諸外国との間を結ぶ重要な玄関口なのですね。




1.トルクメンバシ駅
2.フェリーターミナル
3.フェリーチケット売場



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列車はほぼ定刻に、トルクメンバシの駅に到着しました。

さあ、ここから長い長いフェリー待ちです。

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戦いに備え、朝食をしっかり頂きます。

10マナトのパスタに、10マナトのドルマ。

一時は両替をし過ぎ、使い切れるかどうか焦っていたマナトも、ここ2日間の浪費のおかげ?か、これで残金は10マナト程度になりました。

もしもフェリーの待ち時間が長過ぎる場合は、手持ちの携行食だけでは少し心許ないのですが、こればかりは運を天に任せるしかないでしょう。

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白い駅舎が印象的なトルクメンバシ駅。

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ここから港まではタクシーを使っても行けますが、路線バスが出ています。

2番のバスに乗れば、港まで0.5マナト。

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10分ほどで、フェリーターミナルに到着。

昨年、新しいターミナルがオープンしたようで、現在はこんな綺麗な施設でフェリー待ちをすることができます。

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中も見ての通りこんなに綺麗。

これでWi-Fi設備が整っていたりすれば長い待ち時間も快適なのでしょうが、トルクメニスタン滞在中は、結局ただの1度もWi-Fiのシグナルをキャッチすることはありませんでした。

高級ホテルとか、ある所にはあるのでしょうけどね。



さて、写真を見ての通り、かなり多くの人でごった返していたフェリーターミナル。

付近の様子を探ると、アシガバートの宿で見かけたイギリス人がフェリー待ちをしていました。

なお、彼は同じくフェリー待ちをしていた、英語が話せるロシア人と一緒に時間を潰していたのですが、このロシア人の話によると、彼はもう3日もこのフェリーターミナルで待っているとのこと。

ここ最近は毎日フェリーが出ているという噂もありましたが、この噂はあくまでも噂でしかありません。

ただ少なくともこのロシア人が3日も待っているのなら、さすがにそろそろ新たなフェリーもやってくるでしょうし、そう考えると自分が着いたタイミングはベストなのかも知れませんね。



なお、このターミナルにはインフォメーションがあり、優しいお姉さんが質問に答えてくれます。

ただ、当然のことながら浴びせられる質問は「次のフェリーはいつ出るんだ?」という通り一辺倒のものばかりですし、これで何日も待つと言う事実を告げた日には、怒り出す乗客も沢山いるのでしょう。

なので、回答はあくまでも当たり障りのないもので、どの乗客にも、

「あと2時間くらい待ったら動きがあると思います。」

と言ったような返答をしていました。

自分は朝10:30くらいに質問した所、この返答があったので、「何だ、もうすぐじゃないか!」と内心ウキウキしながら2時間待ってみたのですが、夕方にターミナルに着いた乗客にも同じ返答をしていました笑

つまり、インフォメーションは全く参考にならないと言うことです。



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さて、膠着状態が続くターミナルに動きがあったのは、ターミナルに着いてから5時間が経過した16:00前のことでした。

何やら人がゾロゾロとインフォメーション前に集まっているのです。

付近の乗客に話を聞くと、どうやらトルクメニスタン船の乗船手続きが始まるようです。



ちょっと説明しておくと、トルクメンバシとバクーを結ぶフェリーは、2種類の船があります。

アゼルバイジャン船とトルクメニスタン船です。

一応簡単にそれぞれの船の違いを説明しておくと、



アゼルバイジャン船

乗船料60ドル、船は古め、3食付き



トルクメニスタン船

乗船料100ドル、船は新しめ、食事なし



これが事前情報でした。

これならば、みんな安くて食事が付くアゼルバイジャン船に乗りたい所でしょうが、トルクメニスタン船にはカラクリがあるのです。

そう、闇両替の存在が、トルクメニスタン船を人気にしている所以です。

この乗船料100ドルはマナトで支払うことも可能ですが、その場合は公定レートで計算すると350マナトになります。

しかし闇両替なら350マナトはたったの19~22ドル程度となるため、マナトで支払うことのできるトルクメニスタン船は、アゼルバイジャン船よりも圧倒的に安くなるのです。

ただこれを旅行者がマナト支払いで利用するのはちょっと難しいようで。

と言うのも、上述した値段の違いから、トルクメニスタン人はほぼ全員トルクメニスタン船に乗ることになります。

そのため、チケット争奪戦は熾烈を極め、時間が限られている旅行者がビザの期限内にチケットを入手するのはなかなかにリスクが高そうです。

また、そもそも旅行者はマナト払いができないという話も聞いております。

以上のことから、旅行者は基本的にアゼルバイジャン船を利用するようで、自分もアゼルバイジャン船を待っていました。

しかし、ずっと待っているロシア人いわく、ここ数日アゼルバイジャン船は出航してないようで、トルクメニスタン船ばかり出ているそうです。

そして彼はアゼルバイジャン船を待っているので3日も待つことになってしまったと。



こうなるとアゼルバイジャン船がいつ出航するかと言うことが重要になってきますが、件のインフォメーションで尋ねてみた所で、



「あと2時間くらい待ったら動きがあるかも。」



そうですよねー、その回答が来るに決まってますよねー。

とは言え、いつ来るかわからないアゼルバイジャン船を待つよりは、多少高くてもトルクメニスタン船に乗れるならば乗りたい所。

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とりあえずチケットを買いに行ってみることに。

なお、チケット売り場ですが、ターミナルとは別の建物で販売をしています。

ちなみにこの建物にはレストランやホテルもあるので、長い待ち時間も以前より少しはマシに過ごせるようになっているようです。

チケット売り場には窓口が2つあり、左側がアゼルバイジャン船、右側がトルクメニスタン船でした。

まずアゼルバイジャン船の窓口で尋ねてみると、

「チケットはいつ売り出すかわからない」とのこと。



続いてトルクメニスタン船の窓口で尋ねてみると、

「チケットは売り切れた。今並んでいる乗客は昨日チケットを買った人たちだ。」と。



と言うことは、チケットを買ってから実際に乗船するまでにも結構な時間がかかるということで、これはなかなかな長期戦を覚悟しなければいけません。

とその時、トルクメニスタン船の窓口でのやり取りを見ていた1人のおじさんが声を掛けてきました。



「日本人か?トルクメニスタン船に乗りたいのか?」



…そりゃあ、乗れるなら乗りたいに決まってますとも!



「付いて来い。」



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そう言われ付いて行ったのは、件のインフォメーションでした。

おじさんは、インフォメーションのお姉さんに二言三言話すと、自分に「ここで待っていろ。」とだけ告げ、去って行きました。

インフォメーションのお姉さんにどういう状況なのか尋ねると、あのおじさんは港湾関係の偉い人で、自分を特別に船員用のスペースに乗せるよう言付けをしてくれていたみたいなのです。

これは非常に有難い!思いもかけず、すぐにトルクメンバシを離れることができそうです!

お姉さんは、「通常の乗船手続きが全て終了した後案内するから、ここで待っていて。」と言ってくれました。

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そうなったら、インフォメーションが閑散とするまで待つのみです。

ただ、終わりが見えてきた以上、ここで数時間待つことは何の苦にもなりません。

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さあ、インフォメーションが空になりました。

再びお姉さんの所に行くと、出国カードを渡されました。

いよいよ出国できる…!

浮き立つ心を抑えながら、手早く出国カードの記入を行います。

その時でした。



「なぜこいつがフェリーに乗れるんだ!俺はもう3日も待っているんだぞ!」



さっき会ったロシア人でした。



「おいお前ら、この状況おかしいと思うだろ!?」



そう言うと、一緒に待っていたイギリス人や、後からやってきた他の外国人旅行者にもけしかけます。

当然待ちたくないのはみんな一緒ですから、自分だけがいざ乗船と言う段になると、それに納得ができないようで、一斉にインフォメーションのお姉さんに異議を唱えます。

ただ…彼らの中でトルクメニスタン船の窓口に足を運んだ人が一体何人いたのでしょうか?

少なくともこのロシア人に関しては、高いからトルクメニスタン船には乗りたくないと言って、チケットが売り出されても買いには行っていないはずです。

これで文句を言われるのは、正直お門違いも甚だしい。

ただ、もう手遅れです。

インフォメーションは、ロシア人を始め、外国人旅行者たちの文句や罵声で阿鼻叫喚。

すかさず止めに入った港湾警備の軍人がインフォメーションのお姉さんから事情を聞くと、自分に、



「この状況で1人だけ乗せるわけにはいかない。もう少し待て。」



と言ってきました。



え…出国カードを記入して、出国までもう秒読みだったのに…

期待させられただけに落胆は一層大きく、邪魔をしてきたロシア人には正直憮然としながら再びベンチに座り込みます。



さて、こうなると長期戦も覚悟しなければなりません。

とっぷりと日が暮れた所で、チケット売り場があるビルに夕食を食べに行くことにしました。

もしこれで何日も出航できない場合は、ずっと食事も摂れない可能性がありますが、それでも朝食以来ろくに食べ物を口にしていないので、ここで全てのマナトを使い切ります。

手持ちのマナトで購入することができたのは…

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野菜のピラフ8.5マナト。

これで残金は1マナトです。

よく噛んでとりあえずお腹を満たした所で、改めてチケット売り場を覗きに行ってみます。

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すると人だかりができているではありませんか!

近くにいた人に尋ねてみると、トルクメニスタン船でキャンセルが発生したので、そのチケットを販売しているというのです。

この人だかり、買うには相当な時間と労力がかかりそうですが、もうこうなったら行くしかありません!

有難いことに、ビザの期限に限りがある旅行者は優先的に購入させてもらえるらしく、行列に入るとすぐにチケットを購入することができました。

その代わりしっかりドル払いで100ドルです。



とりあえずこれでチケットは手に入りました。

もう他の乗客はあらかた乗船を済ませているため、自分たちキャンセル待ち組が乗ればすぐに出航するはずです。

上手くいけば今日中に出航できるかも…!



あとは他の外国人旅行者です。

正直あのロシア人には腹が立ちましたが、先の見えない中で共に待った仲間です。

チケットの買い逃しが無いように、すぐにターミナルに向かい、キャンセル待ちの販売をしている旨を伝えて回りました。

みんなは驚きと喜びの表情で、お礼を言い残すとすぐさまチケットを買いに行きましたが、またしてもいけ好かないのがあのロシア人。

「これだから日本人は自分のことばかり。もし俺がチケットを買えなかったらお前のせいだからな!」

と言い残してチケット売り場へ向かって行きました。

…いやいや、お前はさっきから何も動いてないだろ。



とは言え、これで無事に乗船ができます!

チケットの販売が終わると、程無くしてチケットチェック、出国手続きと進んで行きます。

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ターミナルは恐ろしいほど綺麗。

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様々な設備が調っているのですが、どれも使われていないものばかり。

もしかしたら、この新しいフェリーターミナルを玄関口として、近いうちに大々的に旅客を増やしていこうと考えているのかもしれませんね。

そしたら、旅人にとっては難儀なこのフェリー移動も、大きく変革を遂げることになるのでしょう。



なお、件のロシア人ですが、無事チケットは購入できたようですが、出国審査時にビザだか書類の不備だかで揉め、そのまま別室に連れていかれました。

その後フェリーの中では一切見かけることが無かったので、恐らく乗船できなかったようです。

まあ、どうでもいいや。



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23:00過ぎ、ようやく乗船となりました。

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通路を通って、

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とりあえず椅子席へ。

この時パスポートを預けます。

この後順番に部屋に案内されるのでしょう。



…え、部屋ないんですか?

アゼルバイジャン船なら部屋に案内されるはずなのに…

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とりあえず寝袋をセットして夜を明かしますが、結果として情報の乏しいトルクメニスタン船に乗ることになり、ここからどんな船旅になるのか、全く想像がつきません。

まあ、無事に着いてくれさえすれば、もうそれ以上は何も望みませんが。



明日はフェリー内の様子をお届けします!



本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。