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大好きなクルディスタンへ!パランガン村の階段集落

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



酒が無い国に来て早2週間が経過しました。

代わりにノンアルコールビールはバリエーションが豊富なのですが、飲んでみたらジュースの出来損ないみたいな味がします。

そう考えると、日本のノンアルコールビールってかなりのクオリティなのですね…





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2019年9月8日
(世界一周160日目)
【(タブリーズ)→サナンダジュ→パランガン村→サナンダジュ→(テヘラン)】
1リエル=0.0026円
100000リエル=256円
※闇レートは1ドル=115000リエル(変動激しい)





おはようございます!

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と言ってもまだ真っ暗なんですけどね。

現在深夜3:00。

昨夜タブリーズから乗ったバスですが、こんなとんでもない時間にサナンダジュに到着してしまいました。

ちゃんと到着時間確認しとけば良かった…

しかも終着ならバスターミナルで降りられる所なのですが、どうやら目的地はこの先だったらしく、こんな路上に降ろされてしまった次第でございます。

バスを降りるとタクシーの客引きが盛んに声を掛けてきますが、深夜のタクシーはあまり乗りたくないんだよな…

ただ、幸いにもこの路上は、サナンダジュを通る他のバスも頻繁に通過するらしく、下車する客、乗車待ちの客などで、それなりに人はいます。

であるならば、無理にタクシーに乗って移動するのではなく、ここのベンチで朝が来るのを待ちましょう。



と、思っていたのですが…

それなりにいた人たちも、やって来たバスにこぞって乗車してしまい、ついには誰もいなくなってしまいました。

タクシーも、これでは商売にならないからと、この場から立ち去ろうとしています。

1人ぼっちで深夜の路上はもっと避けたい所。

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仕方がないので、最後の1台となったタクシーと値段交渉をします。

バスターミナルまで5kmほどなのですが、料金は10万リエル。

イランのタクシーの相場から考えるとちょっとだけ高めですが、深夜ということを考えたら妥当な範囲内でしょう。

それに、こういう時はいたずらに安い金額の方がむしろ怪しさを感じますし、とりあえずバスターミナルに連れて行ってくれさえすれば良いのです。


1.バス下車場所
2.バスターミナル

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というわけで、バスターミナルへ。

これでもまだ4:00です。

昨日タブリーズでアーブ・グーシュトを食べて以来何も口にしていなかったので、とりあえず深夜でも開いている食堂を探し、ターミナル内を歩いていると、



えええええい!!!!!



いきなり横から木の棒で殴りかかられました。

バックパックが守ってくれたので幸い怪我はありませんでしたが、この時は一瞬何が起こったのかわからず頭の中はパニックに。

我に返り辺りを見回すと、そこには小さな子どもが。

そしてそのすぐ近くには、木の棒を持った1人の女性が立っていました。

どうやら、子どものことを守ろうとして、自分に襲い掛かって来たようです。

その女性は自分と目が合った瞬間、とてもバツの悪そうな顔をして、子どもを連れそそくさとどこかに去って行きました。



ったく、早とちりも良い所だ。

というか、謝れよまず!怒



ようやく開いている食堂を見つけ、軽い食事を摂ります。

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このプチプチの梱包材みたいなやつは、薄焼きのナンみたいなものです。

卵のトマトソース焼きと共に頂きます。



そして食事をしていると、ガヤガヤと家族連れが入ってきました。

ふと顔を上げると、その中にはさっき棒で殴りかかってきた奴が!

程無くして向こうも気づいたらしく、気まずそうな顔をして後ろに隠れてしまいました。

その様子を見た旦那さんと思しき人が、どうしたのか問うと、

「お母さんがね、あの人に棒で殴りかかったの。」

と言うようなことを子どもが話したらしく、お父さんが流暢な英語で申し訳なさそうに謝罪をしてきました。

結局お母さんからも謝罪を受け、ここの食事にチャイにお菓子に…色々とご馳走して頂きました。

すごく丁寧に謝罪をしてくれましたし、今回のことは水に流すとしましょう。

ちなみにお母さんは、「あなた強いのね笑」みたいな感じで、家族みんなから冷やかされ、顔を真っ赤にしていました。



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そんなこんなでドタバタをやっているうちに、ようやく夜が明けてきました。

今は6:30くらいです。

夜が明けるとターミナルは一気に動き出します。

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自分のお目当てであるケルマンシャー行きのバスも、ターミナルに入ってきました。

出発は8:00とのことですが、バスに乗って待っていて良いと言ってくれたので、腰を下ろし、すっと眠りに落ちます。


1.バス下車場所
2.パランガン村行きバス乗場

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で、気が付いたらカミャラーンの街に到着していました。

夜行バスでほとんど眠れなかったということもあったのですが、我ながら自分の眠りの深さに驚きです。

申し遅れましたが、本日の目的地はパランガン村という所。

サナンダジュからは、ケルマンシャー行きのバスをカミャラーンで途中下車し、バスを乗り換えて向かいます。

行き先を告げていたから良かったものの、もし告げること無く寝てしまっていたら、ケルマンシャーまで連れていかれてた可能性が高いですね…危なかった。

バス代7万リエルを支払い、速やかに下車します。

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カミャラーンの街の路上は、果物や野菜などを売る露店が軒を連ね、とても活気がありました。

パランガン村行きのバス乗り場はバスを降りた場所から2kmほど離れているので、この辺のお店をのんびり冷やかしながら向かいます。

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途中、ケバブより小さめの串焼きの店があったので、ここで早めの昼食に。

ホルモンも様々な部位が揃っていて、これはもっと食べたい味。

1本5万リエルと格安でしたし。

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イランに入ってから初めてのチャイも頂きました。

グラスに注がれた熱々のチャイが、皿に載って出てきます。

これを皿に移して冷ましながら飲むのです。

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居合わせたお客さんたちと。

あまり外国人が来ない所だからか、とりわけ話しかけられる機会が多いような気がしました。

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さて、パランガン行きのバス停に到着です。

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しばし路上で待ち、バスに乗り込みますが、出発は12:00とのこと。

あと1時間以上も待たなくてはなりません。

しばし眠りに落ちると、

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既にバスは発車していました。

今回は到着まで寝続けることは無かったですね。

まぁ、下車するのは終点なのでこのまま寝ていても良かったのですが。

そして、フロントガラス越しではありますが、かなり荒涼とした大地が広がっております。

例に漏れずパランガン村も、奥地の山間部にあるため、山を縫うようにしてバスは進んで行きます。

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1時間ちょっと走った所で、終点に到着。

バス代は4万リエルでした。

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程無くして声を掛けてきた村の人がいたので、後をついて行くと、

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そこは宿でした。

宿の客引きだったのですね。

ただ、そもそも自分はとある理由から先を急いでおり、今日は荷物を背負ったままパランガン村を歩き回り、そのままテヘラン行きの夜行バスに乗る予定です。

その事情を説明しても一向に宿の客引きを止めず、あまりにしつこいので振り切って宿を後にしました。

今思うと、この時に荷物を置かせてもらう交渉でもすれば良かった…

フル装備で村を歩くのはかなりしんどかったです。

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だって村はこんな階段だらけなのですからね。

階段だらけということは、谷沿いの斜面に形成された村と言うことです。

そこはこんな景色でした。



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おお…すごいっ…!

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いわゆる階段状の集落です。

この手の集落はパキスタンのカラーシャ谷を訪れた時にも目にしましたが、規模はパランガン村の方がはるかに大規模。

川の対岸の集落の方が雰囲気のある建物が多いため、早く橋を渡って向こうに行きたいのですが…

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放牧帰りでしょうか、山羊の群れが通りかかりました。

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待っても待っても山羊は途切れること無くどんどんやって来ます。

その数優に1000頭は超えているだろうな…

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村の人に促され、山羊の群れを掻き分け橋を渡ります。

切り立った斜面からも、暮らすにはかなり過酷な環境というのがわかりますね。

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この階段を上るのか…

フル装備の自分にとってもかなり過酷な所業です。

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村の人々は想像に反してかなりフレンドリー。

ひいひい言いながら階段を上る自分を呼び止めてくれた子どもたち。

お母さんも家仕事の手を止めて、快く軒先で休ませてくれました。

ムスリムの女性なので一応写真は撮らないでおきましたが。

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家はどこも石造り。

扉の感じからも手作り感がすごく溢れています。

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洗濯紐は電柱に括り付けています。

まさか…電線に干したりはしてないですよね…?

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周辺の木々を薪として使用しているようです。

今は全てがというわけではないのでしょうけれど、自給自足の色合いが強く見られますね。

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だいぶ高い所まで登ってきました。

階段状の集落と言うことは、例に漏れず下の家の屋根が上の家の庭や道路となっています。

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ここからの眺めも圧巻でした!

登ってきた疲れを忘れ、しばし景色に見入ってしまいました。

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川向こうは古い家々が多く、中には打ち棄てられたと思われる家もいくつかありましたが、それでもほとんどの家には生活の匂いがします。

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川沿いの谷底平野の所に村の人々の駐車場がありますが、家の前まで車で移動することはできません。

これはなかなか不便だと思うのですが、代わりに活躍しているのがこいつです。

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ロバ!

重たい荷物を背負って坂や階段を上り下りする姿を何度も目にしました。

とりわけロバは、こうした荷役用として活躍する姿を至る所で目にしますが、表情を見ているとすごく大変そうで応援したくなります。

がんばれ!



さて、自分はロバとは違うので、こんなフル装備ではもう頑張れません。

階段を降り、村で唯一のレストランに向かいます。

こちらでジュースでも飲んで体力回復を…と思っていたら、

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セルフィー祭りが始まりました!

外国人は一切見かけなかったのですが、イラン人、とりわけクルディスタンの人々は結構この村へ観光に来ているようで。

向こうとしてはやはり外国人が珍しいのか、他の街と比べても話しかけてくれたり、もてなしてくれたりする機会が本当に多いです。

「クルドは好きか?」

と聞かれましたが、もちろん大好きです。



今いるのはコルデスターン州と言う所で、クルド人が多く居住する地域です。

クルド人とは、「国を持たない世界最大の民族」と言われる人々。

トルコ、イラン、イラク、シリアの国境付近の山岳地帯に多く居住する彼らは、2000万~3000万人もの人口がいると言われています。

しかし、それぞれの国においては少数派であるため、国によっては独立を求め政府との間で軋轢が生まれていたりします。



自分は以前トルコ・クルディスタンを旅したことがあり、その時にクルド人の方々には手厚くもてなして頂きました。

それ以来クルディスタンがすごく好きになり、今回の旅では他の国のクルド人居住地域も訪れたいなと思っていたのです。

今回はその念願が叶ったというわけで。

しばし楽しい時間を過ごさせてもらいました。

結局ジュースやアイスもご馳走してもらいましたし…本当にありがとうございます!

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しかし…なかなかとどまることのないセルフィーの応酬。

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女の子とも撮らせてもらいました。

さっきは遠慮したのですが、結構向こうから写真を撮ってと声を掛けてくれることも多く、想像よりは緩いのかもしれませんね。



さて、レストランに荷物を置かせてもらえたので、身軽な状態でもう少し村を散歩します。

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村の外れまで行くとこんな感じ。

剥き出しの大自然が広がっています。

よくよく見ると、

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わかりますでしょうか?漁をしていますね。

さっきのレストランでは焼き魚も出していましたが、ここで獲れた魚を使っているのでしょう。

高かったですが食べても良かったな。

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商店のおばあちゃん。

写真を撮れ撮れと言うので、撮ったら後からしっかりお金を請求してきました。

うわ、面倒なパターンだ…と思ったのですが、一度やんわり断ったらそれ以上は請求して来なかったので、とりあえず言ってみたという感じでしょうか。


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「ここからの眺めが良いから撮りなさい」と教えてくれた所で、村の写真を撮影。

うん、確かに見晴らしは素晴らしいです。



さて、楽しかった村の滞在もあっという間に時間は過ぎ、そろそろサナンダジュに戻らなければなりません。

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最後はまたフル装備で、この坂を登らなきゃいけないのか…

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息も絶え絶え登ってきたものの、帰りのバスはもう無いそうで。

最終バスがいつなのかはわからず仕舞いでした。

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結局カミャラーンまではヒッチハイクで連れて行ってもらい、そこからタクシーでサナンダジュに向かいました。

カミャラーンからサナンダジュまでのタクシーは、シェアで1人20万リエル。

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さあ、バスターミナルに到着です。

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夕食にケバブを食べエネルギーを蓄え、

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いざテヘラン行きのバスへ。

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VIPバスで65万リエル、所要8時間でした。



というわけで、夜行2連泊という、この年齢にはちょっとキツい弾丸の行程でパランガン村を後にすることになりましたが、その理由として、明日9月9日には何としてもテヘランに着いておきたい事情があったのです。

まぁ、テヘランで無くても、どこかしらのシーア派の人々が多数の街には行きたかったのですね。

クルド人の皆さんはスンニ派が多数のようなので、そのためにはこうした行程にするしか無かったというわけなのです。

なぜシーア派が多数の街に行くのか、それは明日・明後日が、シーア派の人々にとってはとりわけ特別な日だからなのですが…

その様子は明日・明後日の日記で詳しくお届けしたいと思います。



本日もありがとうございました!





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コメント

先生 痩せた

イッチバン 最初 からの投稿 読み始めてます
面白い!です!
私たちが大変なあの時期にそんなことしてたの?!っと
ブログ知ってとりあえず 楽しみーの毎日が始まりました!
先生 頑張れ👍

YAMADA MAMIKOさん

それは毎日重い荷物を持って動き回っているから、新しい記事に進むに従ってどんどん痩せていきますよ笑

最初から読んでくれているようで、ありがとう!
あの時は担任として絶対に手を抜くわけにはいかないので、準備と並行しながら実は体力的にしんどい日々でした笑
これからもよろしく!
帰国したらクラスのみんなに会えるのを楽しみにしています!

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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。