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ラムサール条約の御膝元!日本人に居心地の良い街

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



イラン、最初のうちは全然良い宿に巡り合えなかったのですが、有名観光地に入ってからは居心地の良いゲストハウスが続いています。

しっかりとした朝食も付いて、5~6ドルくらいから泊まれる所も。

Wi-Fi環境以外は本当に旅のしやすい国ですね。





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2019年9月13日
(世界一周165日目)
【ラシュト→バンダレ・アンザリー→ラシュト→(ラムサール)】
1リエル=0.0026円
100000リエル=256円
※闇レートは1ドル=115000リエル(変動激しい)






おはようございます!

昨日カスピ海沿岸の街、ラシュトに到着いたしました。

今日は忙しなく朝から動いていきます!

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とりあえず宿に荷物を預かってもらい、早々にチェックアウト。

朝から雨模様なので、久方ぶりに登山用の雨具を鞄から引っ張り出して出発します。

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街の中心でタクシーを拾い、向かうはバンダレ・アンザリーという街。

こちらは紛れもなくカスピ海沿いにある港町。

本日はこちらで、カスピ海沿岸の見所を楽しもうというわけなのですが…

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ちょっと雨強過ぎやしませんかね、これ。

雨が降っているとしんどそうなアクティビティもしようと思っているのですが…果たして大丈夫でしょうか?


1.魚市場
2.チャイハネ
3.昼食のレストラン
4.ボートツアー多数

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30分ほどでバンダレ・アンザリーの街に到着。

料金は13万リエルでした。

キリの悪い数字はドライバーの言い値。

帰りも同額だったので、これが正規の値段なのでしょう。

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雨は小降りになってきたものの、どんよりとした天気の中で、まず向かうは市場です!

港町ですからね、久しぶりに魚市場の雰囲気を味わいたいなと思いまして。

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魚以外の店舗は市場の入口付近に固まっており、しばらく進んで行くと、

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ありました!魚です!

とは言え、こうした乾物は昨日のラシュトの市場でも見ました。

しかし、さらに奥へ奥へと向かって行くと、

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生魚発見!

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魚市場らしく長靴を履いた店主が、威勢の良い声で魚を売り捌いています。

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ちなみに売られているのは当然カスピ海の魚なのですが、塩湖であるカスピ海。

しかしながら塩分濃度は1.2%と、海の3分の1ほどしかありません。

つまりこれは、海の魚…?それとも湖の魚…?

それとも汽水域に生息しているような魚…?

カスピ海と、他の水域とで、魚の生態系はどのように違うのでしょう?気になる所です。



と、市場歩きを楽しんでいる所で、雨足も再び強まってきました。

せっかく魚市場に来たのですから、昼食にはぜひとも魚を食べたい!

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ということで、適当に近くの店に入ってみることに。

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そしたらここはチャイハネでして、魚はおろか、ご飯物は一切置いてありません。

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しかし雨足はこんなですから、雨が落ち着くまで、チャイを頂きながらしばらく居させてもらうことにしました。

というか、写真で雨の様子を伝えるのって難しいんですよね。

結構降っているなと思って撮った写真に、一切雨粒が写り込まないこともしばしば。

自分たちは高速で落下する雨粒を残像で認識しているわけですが、カメラの場合、シャッタースピードが速いので雨粒は点として捉えるわけですよね。

つまりよほど大粒でないと、写真では捉え切れないわけなのです。

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よって、とんでもない土砂降りに見舞われたと認識して頂ければ。

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途中から水タバコも頂き、長期戦の構えで臨みます。

昔インドに行った時、デリーのイスラム街で水タバコのキットを衝動買いして、ずっと家に置いてはあったのですが、炭を準備したりするのが面倒なので、埃を被ったまま放置してありました。

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吸うのは実に5~6年ぶりくらいでしょうか。

久しぶりに吸うと美味しいですね。

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なお、こちらの写真に一緒に写っているのがこの店のマスター。

とんでもなく流暢な日本語で話しかけてきたので、最初は怪しいかも…と思ったのですが、よくよく話を聞くと、30年ほど前に日本に出稼ぎに来ていたそう。

「群馬の太田市で働いてた!」

なんて言われたら、怪しさなんてかけらも感じなくなりますよね。

これがトーキョーとかオーサカなんて言われたら、本当かなぁ…なんて思ってしまう所ですが。

「スバル?」と聞くと、やっぱりその通りで、下請けの自動車部品の工場で働いていたそう。

ちなみに群馬県太田市は、自動車などを始めとする重工業メーカーSUBARU(旧富士重工業)の企業城下町として知られています。

ちなみに豆知識ですが、工場の所在地も「太田市スバル町1番地」となっているのです。

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お客さんにも日本に出稼ぎに行ったことのある方が。

もちろん日本語はペラペラです。

1人は横浜の自動車工場、もう1人は築地で働いていたそう。

「築地、最近移転したの知っていますか?」と言うと、

「豊洲ね、知ってる知ってる。」

詳し過ぎでしょ!

出稼ぎに行ったのは随分と昔のことなのに、何でそんなに詳しいのか尋ねると、口を揃えて、

「日本が好きだから。日本人には本当に良くしてもらった。」

と言ってくれるのですね。

今でもちょくちょく衛星放送のNHKとかを見たりするそうで。



外国人労働者と言えば、最近、技能実習生の劣悪な労働環境のことなどがよく報じられたりしますね。

ああ言った報道を目にすると、本当に胸が痛くなります。

程度こそ違えど、日本人の労働環境についても、ブラック企業などよく話題に上ったりしていますが、それこそブラック業界として教員も頻繁に取り上げられるため、これは対岸の火事と言った話ではないわけで。

今回出会ったイラン人の彼らが日本に出稼ぎに来ていた時と今とでは、置かれている状況も変わってきていると思います。

長らく低迷を続ける日本経済の中で、各企業の体力も無くなってきているのも事実でしょう。

しかし、日本を去って行った方々には、やっぱり今回出会った方々のように、ずっと日本を好きでいて欲しい。

日本に来て良かったと思っていて欲しい。

今の外国人労働者が置かれている労働環境で、果たしてどれだけの人に、そういった感情を抱いてもらえるのでしょうか。

少子化の流れの中で、今以上に外国人労働力に対する依存度は高まって来ることでしょう。

そんな時に、今のような扱いを外国人に対してしていたら、そのうち日本は見向きもされなくなってしまうと思うのです。

充実した労働環境をあらゆる労働者に提供できる社会、そんな風に未来の日本が歩んでいけばいいなと心から思います。

こればかりは雇用者側の意識改革や、法の整備が必要でしょうが。



なお、さらに余談ですが、なぜ彼らは日本に出稼ぎに来ていたのか。

それは、以前日本とイランはビザ免除での往来が可能だったからなのです。

イラン人にとって日本は、多くの収入を得られ、なおかつ渡航にあたり支障のない国だったわけなのですね。

1972年からこうしたビザ免除が始まり、イラン人は日本にやって来て仕事を見つけてから、就労ビザを取得するという流れができていたのです。

しかし、1980年代に入って勃発したイラン・イラク戦争が原因でイランでは失業者が溢れ、彼らがこぞって日本にやってくるようになります。

そうなると、中には変な人も紛れ込んでしまい、イラン人による犯罪や不法就労などが問題視されるようになってしまいます。

その結果、1992年にはそれまでのビザ免除が停止されることになってしまったわけなのですが、話によると今回出会った彼らは、まだビザが免除だった時代に日本にやってきたということになります。

さらに当時はバブル景気だったわけなので、各企業の羽振りもかなり良かったことでしょう。

太田市の自動車部品工場で働いていたチャイハネのオーナーは、手取りで15万円もらっていたそうです。

当時の日本人の賃金と比べるともしかしたら多少安かったのかもしれませんが、それでも彼らの当時の年齢を考えたら、今現在の日本人労働者よりもらっているのではないか…?

他にも色々と興味深い話を聞かせてもらいました。

偶然の出会いに感謝です。



結局、チャイのお代わりにコーヒーまでも出してもらって、水タバコも含め全て無料で良いと言って下さいました。

さすがにそれは厚かましいので支払おうとしたのですが、頑なに受け取ってもらえず。

本当にありがとうございました…!

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その後オーナーおすすめのレストランまでも紹介してもらい、

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これです!こういうのが食べたかったのですよ!

揚げた魚に、豆の煮物、茄子の煮物。

ケバブが続いて食傷気味だった胃袋が、心から喜んでおります。

しかもこれで2人で52万リエルですからね。

本当に良いお店を紹介して頂きました。



さて、雨足も弱まってきたので、市場を後にして次の目的地に向かいます。

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この辺りはカスピ海沿いの港湾。

バンダレ・アンザリーの港は、有数の貿易港、漁港としての機能はもちろんのこと、軍港としての機能も持っています。

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港を巡るのは後回しにして、とりあえず向かったのはこちら。

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岸壁に沿って、こんな宣伝が多数掲げられています。

実は、このバンダレ・アンザリーの港の後背部には大規模な湿地が広がっています。

そこには可憐な蓮の花が咲き乱れており、そこをモーターボートで走っていくツアーが人気と言うのです。

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値段を尋ねると、どこも1時間で100万リエルというので、適当な乗り場からいざ出発!

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ボートは水の上を飛ぶようにしながら高速で進んで行きます。

前の方に座っていると、船底が水面に打ち付けられるたびにもの凄い振動を受け、かなりスリリング。

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途中、小規模ながら水上集落のような所を通過しました。

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そして、めちゃくちゃ小さいですが、水鳥を発見!

湿地、水鳥、と来れば、察しの良い方はもうお気付きではないでしょうか?

ラムサール条約です。

1971年に結ばれたこの条約の名は、採択された国際会議が行われた都市の名を冠しているのですが、このラムサールは、イランのカスピ海沿岸にある都市なのですね。

当然そうした会議が開かれるわけですから、ラムサールにはさぞかし立派な湿地が…と思いたい所ですが、特段ラムサールにそうした場所はございません。

ラムサールから最も近いラムサール条約登録湿地は、ラムサールから車で2時間ほどの、ここバンダレ・アンザリーなのです。

高速で進むモーターボートからなので、水鳥の暮らす様子をじっくりと眺めるのは難しいでしょうが、せっかくのラムサール条約ゆかりの地なわけですから、少しでもその様子は垣間見たいものです。

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細い水路を抜け広い湿原に出ると、いましたいました。

浅瀬の水草の辺りに、水鳥が沢山集まっています。

カメラが壊れて以来、ズーム機能が脆弱なスマホでの撮影が続いているため、もはや写真では判別が難しいのですが、雰囲気だけでもお楽しみください。

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そのまま船はとある浅瀬に横付けします。

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そこは蓮の群生地帯でした。

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…が、時季外れなのか、もう蓮の花はほとんど咲いておりません。

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辛うじて撮れた蓮の花の写真がこちら。

本当は満開の花の中をボートで走ってみたかったのですが、自然の事なので仕方ありませんね。

だから客引きも全く熱心じゃなかったのか。

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ある程度蓮の花を愛でると、再びボートは走り始めます。

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水鳥の姿はちらほらといった所でしょうか。

まぁ、さっきまで土砂降りでしたからね。

どこかに隠れているのかもしれません。

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あっという間に港に到着。

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遠目ですが、軍艦の姿も目にしました。

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船の船籍を確認すると当然多くがイラン船籍でしたが、中にはロシア船籍の商船も。

陸続きに国境を接していない両国の間では、このカスピ海は貿易ルートとして非常に重要なのでしょうね。

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というわけで、ツアーは終了。

天気と季節が原因で見たい物が十分見れたというわけではありませんでしたが、なかなかに楽しんだツアーでした。

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さて、まだまだ時間もあるので、あの防波堤の先でも目指してみましょう。

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途中砂浜を見つけたので、ちょっと立ち寄ってみます。

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天気が微妙なので湖は大荒れでしたが、水鳥の姿は沢山目にすることができました。

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浜辺に落ちている貝殻。

こうした様子を見る限りでは、本当に海にしか見えないですね。

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再び防波堤を進んではみたものの、なかなかに長い防波堤です…

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とりあえず先端近くまでやってきて展望台に上ってみましたが、なかなかに湖は濁っています。

やっぱり天気って大事ということを、今日は特に痛感しました。



さて、バンダレ・アンザリーでやりたいこともこれで完了です。

本当は近くにマースレー村と言う階段集落があったので行こうかとも思ったのですが、この前もっと奥地にあるパランガン村を訪れたので、今回は見送ることにしました。

アクセスはパランガン村より良好な分、なかなか観光地化もされているようなので…



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というわけでラシュトの街に戻り、荷物をピックアップ。

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一路タクシーをチャーターして、ラムサールに向かいます。

もう時間も夕方なので、ラムサールに着くのは夜になることでしょう。

なお、お値段は時間も時間なので強気なのかな?100万リエルまで値切るのが限界でした。



さて、本当はできるだけ1日の日記は1つにまとめたい所ですが、もうかなり分量がいっているのと、ラムサールでもかなり書けるネタがございますので、本日はこの辺で締めたいと思います。

やっぱり地理の小ネタを書くと字数が行ってしまいますね…

まあ、チリタビですから!



本日もありがとうございました!





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コメント

フンザ楽しかったね

フンザではお世話になりました。
毎度マルさんの日記楽しみに拝読しております。
(帰国して直ぐにここからメールしたつもりだったけど
届いてなかったみたいなんで再送します。)

旅人さん

こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました!
あの数日間は忘れられない思い出です。

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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。