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風の塔に拝火教!ヤズドの街を彷徨う

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



順調なら今頃はドバイに向かう船の中…のはず。

ドバイ生活でも多少は困らないくらいの食料を買い込んでイランを後にしたのですが、果たして足りるのでしょうか?

何せ物価はこれまでの国と比べるととんでもないでしょうからね。

緊縮財政を強いられてしまうことが予想されます。





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2019年9月17日
(世界一周169日目)
【(マシュハド)→ヤズド】
1リエル=0.0026円
100000リエル=256円
※闇レートは1ドル=115000リエル(変動激しい)




おはようございます!

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長い長いバス移動、朝目覚めたらこんな風景の中を走っていました。

特にこの辺りは、イランの中でも乾燥の度合いが強い所。

さっきから数時間、木1本たりとも目にしておりません。


1.バスターミナル
2.Friendly Hotel
3.ドウラト・アーバード庭園
4.アミール・チャグマークのタキーイェ
5.アーテシュキャデ(拝火教寺院)
6.Mehrab Terminal
7.沈黙の塔
8.マスジェデ・ジャーメ

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朝8:00、ヤズドのバスターミナルに到着しました。

ヤズドのバスターミナルは他の街よりもだいぶ郊外に位置しているため、宿まではタクシーを使います。

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客引きには結構な値段を吹っ掛けられましたが、振り切って進んで行くとこんな窓口を発見。

事前に料金を支払えるので、後から精算で揉めることがありません。

どの街でもこんなのがあると便利なのですけどね。

旧市街にある宿まで13万リエルでした。

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と言うわけで、本日より2泊お世話になったのが、Friendly Hotel

土壁の趣ある建物そのままに、

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ドミトリーもこんな感じでなかなかに趣があります。

しっかり掃除が行き届いた部屋、共同スペース、トイレ、シャワー。

Wi-Fiもここまでのイランの各宿の中では一番マシでした。

共有スペースならば、時間をかければ写真もアップロードできるほど。

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そして何よりこの朝食です!

着いた日は、本来朝食は含まれないのにもかかわらず、「食べていーよー」と。

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遠慮なく頂きました!

盛り方も遠慮がありません!笑

ありがとうございます!

これでドミトリー1泊5ドルなのですから、神宿ですね。

ここには4~5人の日本人もおり、ようやくイランの観光地に入って来たなと実感しました。

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そしてそんな日本人の方々から嬉しいプレゼント!

世界一周中であることを話すと、かっぱえびせんや、写真にはありませんがハイチュウを頂きました!

これから移動の時などにちびりちびりと味わいたいと思います。

かっぱえびせんはぜひビールと合わせたいので、砕いてしまわないように気を付けながらドバイまで運んでいこう…



さて、長い長い夜行バス明けなので、お昼過ぎまでは仮眠をとったり、宿でのんびりと過ごすことにしました。

しかし、1日中ダラダラしているのも勿体ないので、午後からヤズドの街歩きに繰り出します!

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雰囲気のある旧市街。

壁は大半が土壁や日干しレンガで作られており、茶色く統一感が出ています。

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大通りを歩いた方が道もわかりやすく、目的地までも早く到着することができるのですが、

見ての通り日向だらけですね。

9月になったとは言え、昼の気温は40℃近くまで上昇しているため、このまま歩いては恐らく熱中症になってしまいます。

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その点旧市街の路地は、道は入り組んでいてわかりにくいのですが、家々の距離感が狭い分日陰が多くあります。

空気は非常に乾燥しているため、日陰を歩く分にはそれなりに快適に歩くことができるのです。

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旧市街では、子どもたちも元気に遊んでいます。

大人はと言うと、暑いからでしょう、日陰でのんびりしている人の姿をまばらには見かけましたが、ほとんどこの時間の人通りはありません。

どこかに行くとしたら極力車を使ったりしているのでしょうかね。

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あとヤズドの風景を代表するものとしては、こちらを忘れてはなりません。

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このニョキニョキと生えた煙突のような物は、バードギール

塔の上部には通気口が設けられていますが、ここから上空の涼しい風を家の中に取り込み、逆に熱気を外に逃がすようになっているのですね。

周囲にはルート砂漠やキャヴィール砂漠があり、真夏には最高気温が50℃近くまで上がることもあるヤズドでは、少しでも快適に暮らそうと様々な工夫がなされています。

自分はこのバードギールを、実は教員になってから、センター演習の問題解説の準備をしている時に初めて知りまして、いつか実物をこの目で見てみたいなと、その時からずっと思っていたのです。

今回はその念願が叶ったというわけなのですね。

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さて、最初の目的地に着きました。

こちらはドウラト・アーバード庭園

20万リエルを支払い中に入ると、

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まあ、至って普通の庭園があります。

噴水が涼しげでこれも良いっちゃ良いのですが、こちらに来たのは庭園が目的ではありません。

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これ!このでっかいバードギールを見に来たのです!

18世紀に作られたこのバードギールは、33.8mもの高さがあり、ヤズドでは最も高いバードギールだそう。

早速中に入ってみましょう。

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中はこんな感じ。

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ステンドグラスが何気にすごく美しいのです。

完全にバードギールだけを目当てにやって来たのですが、これは嬉しい誤算。

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で、バードギールですが、中から見るとこんな感じ。

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これが天高く伸びており、上空で空気の入れ替えをしているわけなのですね。

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さあ、次の目的地に向かいましょう。

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街中ではアーシュラーの名残でしょうか、至る所に黒い旗がはためいています。

黒い旗って、自分の感覚からするとちょっと怖い雰囲気を感じてしまうのですが、さすがにイランに来てからこれだけの黒い旗を目にすると、だんだんと慣れてきますね。

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街中にもやっぱり沢山のバードギールが。

その形状ですが、こんな風に太く短い物や、

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細く長い物、

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さらには四角柱ばかりではなく、六角柱や八角柱など、様々な物を見つけました。

街を歩きながら特徴的なバードギールを探すのもなかなか楽しいです。

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さて、お次にやって参りましたのはアミール・チャグマークのタキーイェ

15世紀に建てられた、バザールや寺院などが一緒になった複合施設です。

今でもこんな風に、土産物屋や食堂などが軒を連ねているので、こちらで昼食を食べてしまおうと思います。
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今回はこちらで頂くことに。

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何が嬉しいってこのメニューです。

まず、他のほとんどの店がペルシア語オンリーの中で、英語で品名や値段が併記してあります。

そして、そのメニューをよく見て下さい。

レバーに、心臓に、脂ですよ…!

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というわけで、頂いてしまいました。

ビールと共に味わいたい所ですけどね。

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お腹を満たしてさらに進みます。

バードギールを横目に見ながら続いてやってきたのは、

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こちらです。

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上部にある像を拡大してみましょう。

歴史や宗教に詳しい方ならわかるかと思います。

「翼ある日輪」で知られる善の神、アフラ・マズダです。

こちらはアーテシュキャデ

「火の家」と訳されるこちらは、今でも現役で使われているゾロアスター教寺院です。

なお、入場料は15万リエル。



古代ペルシアが起源であるゾロアスター教。

アケメネス朝ペルシアが全盛の頃には多くのペルシア人が信仰していたとも言われ、ササン朝ペルシアは国教にも定めていました。

7世紀後半頃からイスラームが広まってからは急速に衰退したものの、今でもイランやインド、パキスタンなどに、少数ながら信者がいるのです。

現在の全世界での信者数はおよそ10万人と推計されていますが、ここヤズドでは、およそ30万人の人口の実に1割がゾロアスター教徒と言われています。

歴史上の宗教と言う認識が強かったゾロアスター教。

寺院に入るのは勿論初めてです。

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中に入ると、やはり目立つのはこの火でしょう。

ゾロアスター教において、火は善の象徴として尊ばれるべきもの。

そのため、ゾロアスター教のことを「拝火教」と呼んだりもします。

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火はガラス越しにしか見ることができないようになっていましたが、煌々と燃え続ける姿には神聖さを感じます。

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こちらの人物は、創始者であるザラスシュトラ(ゾロアスター)。

このヤズド滞在中には、ゾロアスター教ゆかりの地をいくつか訪れることになるのですが、こちらがその第1弾と言うことになります。

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それでは、バスに乗って第2弾を目指していきましょう。

本日最後に訪れるのは、沈黙の塔

こちらもゾロアスター教ゆかりの地となります。

ヤズド市街の中心部からは少し離れているのですが、地図を見ると大通りを南へ真っ直ぐ、その後角を曲がって今度は西へ真っ直ぐと、ルート的には非常にシンプルだったので、とりあえず適当に南方向へ向かうバスに乗ります。

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Mehrab Terminalという所で下車し、バスを乗り換えれば沈黙の塔の目の前まで運んでくれるらしいのですが、ちょうどそちらに向かうバスがいなかったので、2kmほど歩いて向かいます。

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さあ、到着しました!こちらが沈黙の塔です。

入場料は20万リエル。

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小高い丘に設けられた階段をひたすら上っていくと、

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石造りの壁に囲まれたこんな所に着きます。

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中央には円形に窪んだ穴が。

ゾロアスター教では鳥葬が伝統的な葬送の方法であり、ここはその鳥葬が行われていた場所なのです。

ゾロアスター教徒は先程の火に加え、水や土もまた神聖なものとしています。

火葬や土葬では、その神聖な物を汚すことにつながるため、鳥葬の形式をとっていたのですね。

しかし、1930年代に鳥葬が禁止されてしまったため、現在では土葬を行っているそうです。

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ここには2つの鳥葬のための塔がありますが、どちらも今では使用されておりません。

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塔からは、鳥葬が行われていた当時に、通夜などの集会所として使われていた建物などを眺めることができます。

現在では発祥地のイランでもマイノリティであるゾロアスター教。

特にイラン革命以降は風当たりも以前より強くなっているとも聞きます。

伝統的な慣習も時と共に薄らいでいるのでしょうが、それでも紀元前の昔から信仰されている宗教の姿を今回垣間見れたことは、非常に満たされた思いです。

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それでは、宿に戻りましょう。

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もうすっかり夕暮れ時です。

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宿近くの大きなモスク、マスジェデ・ジャーメも、美しいライトアップがなされています。



風の塔にゾロアスター教、社会科的には非常に興味深い見所に沢山触れることができたヤズド。

明日は郊外に出て、もっともっと興味を奮い起こしてみたいと思います。



本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。