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旅のまとめ(イラン編)

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



本日はイラン編のまとめとなります!

良いことも、悪いことも、本当に思い出深い国だったイラン。

およそ3週間強のイラン滞在。

あっという間に過ぎ去った気がしましたが、振り返ってみるとこんなにも多くの見所があったものかと、この記事を書きながら驚いている所です。

なかなか全てをお伝えすることが難しいですが、イランがどんな国かこの記事を通じて少しでも伝わることを願います。





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【旅の期間】

2019年9月5日~28日まで、計24日間滞在しました!



【どんな所に行ったのか】

色々と印象深い所はありましたが、やはりシーア派のお膝元と言うことで、モスクはどこも素晴らしかったです。

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中でもやはり聖地マシュハドのハラムの美しさは、圧巻の一言。

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美しさと言えばシーラーズのピンクモスクも、本当に早起きした甲斐があった場所です。

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また、ちょうどタイミング良くシーア派最大の行事、アーシュラーに出くわしたため、その熱気を垣間見ることができました。

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宗教と言えば、ヤズドでは今でもゾロアスター教の信仰が残っているのも印象的でした。

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ヤズドは生活の工夫がそこかしこに見られたのも興味深い所ですね。

風採りの塔バードギールや、

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地下水路カナートなど、地理的にもひたすらワクワクしながらの街歩きとなりました。


生活と言ったらやっぱり市場。

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世界遺産のタブリーズの市場は、その規模も歴史も本当に凄かったのですが、

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生活感溢れるラシュトの市場が個人的にはお気に入りです。

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また、地方の村に行くと、今でも環境に適応した独自の生活を営んでいる姿を目にすることもできます。


そして忘れてはいけないのが悠久の歴史!

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シーラーズの郊外にあるペルセポリスは、アケメネス朝ペルシアの遺跡。

2000年以上も前の遺跡が、ここまでの素晴らしい保存状態で残っていることに驚きを禁じ得ません。

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また、「イスファハーンは世界の半分」という言葉でも知られる、サファヴィー朝のエマーム広場や、

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ガージャール朝時代に造られたテヘランのゴレスターン宮殿など、本当に多岐にわたる時代の見所が、各地に点在していました。


そして、歴史の陰に隠れがちですが、素晴らしい自然も見逃せません。

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驚きの地形が連続するゲシュム島に、

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別の惑星と見紛うほどのカラフルな大地、ホルムズ島

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シーラーズ郊外のピンクレイクは、予想に反して本当にピンク色でした。

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あ、もちろん忘れずに温泉も行きましたよ。

こちらはラムサールの温泉。

かなり上質なお湯でした。


と、これだけでもかなりの見所を巡ってきたわけですが、まだまだ行きたかった所は数えきれないほど。

こんなにも魅力がある国って、そうそう無いですよね…

再訪必至の国が、また1つ増えました。



【どんな物を食べたのか】

あんなにも見所のバリエーションが豊富なイランですが、それに反して旅行者が日常的に訪れるようなお店では、本当に食のバリエーションが少ないのが悩みだったりします。

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定番はこちらですね、ケバブ!

肉を牛肉にするか、

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鶏肉にするか。

ライスと食べるか、ナンと食べるか。

この選択です。

自分はライスが大好きなので、あれば基本的にはライスを頼んでいましたが。

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店によってはこんな感じで鶏の煮込みなんかもあったりします。

この写真のようなライスが一番好みでした。

イランのライスは、ふんわりと炊かれており、良いお店だと、サフランライスやバーベリーの実なんかが載せられたりします。

インディカ米をこれだけ美味しく食べられたのは初めてかも知れません…

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あとはハンバーガーやサンドイッチのお店などは良く目にします。

店によっては野菜が詰め放題だったりすることも。


とは言え、これだけではさすがに長期間の滞在だと飽きてしまいます。

そのため、意識的にケバブやサンドイッチ以外の物を食べるようにしていました。

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市場に行ったら美味しいB級グルメは沢山見つかりますし、

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カスピ海やペルシャ湾岸の街では、魚介類を食べることもできます。

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バンダレ・アンザリーの魚、このイラン滞在でNo.1の美味しさでした…

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あとはイラン独自の料理もいくつか。

こちらはアーブグーシュト。

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こんな風にスープは別にしてナンを浸し、具材はマッシュしてナンに載せて食べます。

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ザクロとクルミのペーストが入ったシチュー、フェセンジャーンは、甘酸っぱさが他には無い味でしたが、病みつきになりました。


なお、外食のバリエーションが乏しいということは、裏を返せばみんな家庭で食べていると言うことで。

結構イランではカウチサーフィンなんかを使って家庭にお邪魔する人も目にしますが、自分は一切使いませんでした。

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そのため、家庭料理を味わえたのは、マシュハドのVali’s Homestayに泊まった時。

どんどん出てくるスープ、サラダ、煮込みの数々も美味しかったですし、

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何と言ってもこのお焦げ!

ご飯のお焦げもありますし、写真はジャガイモのお焦げ。

お店でも時たま付いてきますが、これが本当に美味しいのです。


あとは市場にも色々と美味しそうなものが売っています。

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個人的なおすすめはこの生ピスタチオ!

炒った物とはまた違う、格別の味わいです。

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そしてナツメヤシの実、デーツもお忘れなく。

この黒いやつはトロリとした甘さが最高に美味しいのですが、現地じゃないとあまり目にしないものと言ったら、白っぽい生のデーツ。

サクッとした歯応え、ちょっぴりほろ苦い味が癖になります。


なお飲み物ですが、お酒が大好きな自分にとってはひたすら修行のような日々でした。

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ビールは、各種フレーバーのノンアルコールビールが売っているのですが、日本のノンアルコールビールとは大違い。

このレモン味はまだ耐え得る味でしたが、リンゴ味やパイナップル味は…もはやビールと名乗るのをやめて欲しい味わいでした…

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その代わりフルーツジュースはどの街でも見かけます。

日本円にして100円前後で美味しいジュースにありつくことができるのですが、ちょうどシーズンと言うこともあり、ザクロジュースは頻繁に飲んでいました。

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そして最後に、忘れてはいけないチャイ!

イランのチャイはこのようにお皿に乗って出てきます。

そのままだと熱いので、皿に少しずつこぼしながら飲んだりするのです。

砂糖は普通の角砂糖もありましたが、金色の砂糖の結晶なんかが添えられることも。


食べ物にしろ飲み物にしろ、旅行者には不便の多い食生活ではありますが、探せば色々と出てくるものです。

とは言えイラン料理は本当に奥深そうで、今度はもっと家庭の味も色々と味わってみたいな。



【どんな所に泊まったのか】

まずイランで宿を探す際に注意しなければいけないことがあります。

恐らく旅人が最も良く使っている予約アプリ、Booking.comやAgodaはイランでは使えません。

イランの宿が載っているアプリはHostel Worldです。

そのため、久しく使っていませんでしたが、今回は基本的にはHostel Worldで口コミの良い安宿を探しながらの旅となりました。

その中で特におすすめできる宿はこちら。

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まずはテヘランのHi Tehran HostelⅡ

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他の街と比べるとちょっと高めではあるのですが、首都テヘランでこの清潔感、

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そしてこの朝食付きで、10ドル未満で泊まれるのならかなりコスパも良いのではないかと。

地下鉄駅にも近く、観光にも便利な立地です。

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そしてヤズドのFriendly Hotel

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ここは何と言ってもこの豪華な朝食!

中庭に面した広々共有スペースも居心地が良かったです。

これで5ドルなのですから本当に有難い…

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そして、中でも1番のお気に入りはこちら。

シーラーズのTaha Traditional Hostelです。

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こちらも朝食が豪華なのですが、定番の品に加え、各種フルーツに甘味、デーツ、牛乳…

品目が多岐にわたっていて栄養を摂る上ではすごく有難い!

また、じゃがバターを食べれるのが神でした。

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ここも中庭の居心地が最高!

これでお値打ち価格の5ユーロですから、コスパは最強ですね。


そして、この3軒の宿の共通点ですが、Wi-Fiが許せる速さだったこと。

イランは中国のようにネット規制がかかっているため、VPNを通さないと満足にネットを使うことができないのですね。

でもVPNに接続すると格段にスピードが遅くなります。

ブログを書く時なんかはこれがかなりの致命傷に。

酷い宿だと、1本の記事に使う写真をアップロードするのに、2~3時間かかることもありました。

そういう時は時間の無駄なので早々にブログは諦め、ネット環境の比較的良い宿でまとめて記事を投稿したりしていたのですが、定期的にこうした良い宿に出会えたため、何とか毎日更新を続けることができました。

調べ物なんかは、SIMが安いのでスマホで十分事足りるのですけどね。



【所感】

アメリカとの情勢が気になる中で、少々不安を感じながらも訪れたイラン。

それこそイランの入国履歴があると、アメリカに行く際にも支障を来したりすることから、渡航を避ける旅人にも数多く出会いました。
(実際の所、出入国スタンプはパスポートには押されなかったのですが、ESTAの対象外になってしまうのでしょうか…?)

ただ、訪れた多くの旅人が絶賛するように、本当に見所が沢山、素晴らしい国でした。

そんなイランについて思ったことをいくつか。


まずはイスラム教についてです。

イランは1979年のイラン革命以降、イスラム共和制という政治体制をとっています。

生活においては、革命以前は西欧化が進んでいたイランですが、革命以降は厳格にイスラム教に基づいた生活規範を遵守するよう求められるようになりました。

特にムスリムの女性は、公の場においてヒジャブを着用することを義務付けられており、顔以外を覆うチャドルを着用している人の姿も多く見かけました。

これまで訪れた国と比べても、とりわけイスラムの戒律が厳しい国と言う印象を持ったイラン。

気になっていたのは、人々がどのような意識で戒律を守っているのかと言うことでした。

今回街を歩いていてすごく印象的だったのは、特に首都テヘランや観光地などで多かったのですが、結構若い女性なんかは、前髪が思い切り出るようにヒジャブを着けているのですね。

中にはスカーフを首に巻いているのと大して変わらないくらい、髪の毛のほとんどを露出させている人もよく目にしました。

今まで訪れたイスラム圏の国々では、服装こそイランよりは緩いものの、髪の毛はどの国も結構しっかり覆っていただけに、これは結構な驚きでした。

また、イスファハーンで豪邸に招いて頂いた時、普通に皆さんがお酒を飲んでいたことも、びっくりしたことの1つです。

その時に聞いた話によると、家では結構みんな飲んでいるとのことで。

マシュハドやゴムなどの聖地では、他の都市と比べると服装も厳格に守っている人が多かったですし、意識に関しては、当然その人に依るとしか言えないのでしょう。

ただ、これで判断するにはあまりに例が少な過ぎるのですが、外っ面と比べて緩いムスリムが多いなという感覚を、今回の滞在を通じて抱きました。

もちろん外では一定のラインは絶対に越えません。

ヒジャブも、着けてるのか着けていないのか微妙な着け方をしながらも、決して人前で外すことはしないですし、飲酒は一切見かけません。

ただそれは、宗教警察が目を光らせていることや、周囲との同調意識も多分に影響しているのでしょう。

ヒジャブについては、近年廃止を求めるデモなども起こっているという報道を目にしました。

「外では言えないが、イランの政治体制は前時代的だ」などと言うことも、イラン人の口から何度も耳にしました。

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また、こんな落書きも見たものの、結構話を聞いていると、アメリカ好きな人も多いように感じられます。

表立って口にはできないものの、イラン人の中では結構な割合の人が、もっと世俗的な国への変革を望んでいるのではないか。

そんな印象を抱いた滞在でした。


そしてもう1つ、人々についてです。

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今回のイラン滞在を通じて、本当に現地の皆さんには良くして頂きました。

道を歩いていて話しかけられたり、写真を撮ったり、お茶に招いてもらったり、果てはお家にも招いてもらったり…

こんなに人との距離が近かった国は、パキスタン以来でしょうか。

こうした人との交流を通じて、かけがえのない思い出が沢山できました。


一方で、道を歩いていると毎日何度も投げかけられるのが、差別用語。

具体的には、「チン」とか、「チンチョンチャン」とかいう言葉です。

これは、狭く捉えれば中国人や中国語を馬鹿にする言い回しともとれるのですが、一般的にはアジア人(とりわけ東アジア)の人々に対する蔑視の言葉と認識されています。

もちろん、中にはよく意味も分からず使っている人もいるのでしょう。

そういう時に「日本人だ」と訂正すると、謝ってきたり、途端にウェルカムな対応に変わったりすることもしばしば。

しかし多くの場合は、すれ違い様に吐き捨てるように言ってきたり、中にはジェスチャー付きで人をおちょくるように言ってくるのです。

基本は無視していたのですが、あまりに酷過ぎたり、言葉だけではなく実害を被ったりした場合は、ここには書けないような形で応戦したこともありました。

何より、自分に対して蔑視の感情が毎日何度も向けられるとなると、やはり不愉快なものです。

なぜイランでは、こんなにも差別用語を発する人に多く出くわすのでしょうか。

自分なりに考えた理由は2つあります。


1つは、政府の情報統制なども影響し、国際社会に対して閉じた考え方の人が一定数いるのではないかということです。

こうした言葉を発するのは、多くが子ども、女性、そして輩のような人たちでした。

十分な教育を受けていなかったり、閉鎖的な環境の中で生きていると、外国人と言う存在を我々のようには認識できないのではないかと。

それこそ戦後すぐの日本人が外国人に対して接する時のような感じでしょうか。

そうなると、今の政治体制のままでは状況が変わるのは難しそうだなと…


もう1つは、「チンチョンチャン」の狭義の対象である中国人の振る舞いについてです。

日本人と言うとウェルカムな反応に変わると先程書きましたが、その時の言い訳で大体耳にするのは、中国に対するヘイトでした。
(だからと言って差別用語を発して良い訳ではないのですけどね)

別に言い訳で無くてそれ単体でも、中国人に対するヘイトは何度も耳にしました。

良い人も沢山いるのですが、確かに旅先で出会う中国人の振る舞いには閉口させられることもしばしば。

ただ、これが先述の「チンチョンチャン」に繋がっているのだとしたら、以前より加速度的に増加している中国人観光客の存在を考えると、むしろ今後状況は悪化していくのではないかと…

これに関しては、中国人旅行者の早急なモラル向上を切に願いたい所です。


と、人に関しては素敵な出会いも不愉快な出会いも、毎日のように発生しました。

こんなにも振れ幅が大きな国は初めてです。

ただ、そうした嫌な思いを差し引いても、イランは本当に魅力的な国。

今度はもっと、そよ風のように受け流せる広い心を持って、またこの国を訪れたいと思いました。



本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アジア陸路横断を終え、現在中東からヨーロッパへ!