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絶景カディーシャ渓谷!神の杉の森を目指して

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



トルコの中でも最も行きたかった所の1つが、クルディスタンと呼ばれる南東部のエリア。

なのですが、ちょうどタイムリーにシリアのクルド人地域をトルコが攻撃しております。

ちょっとこの状況では行くのは危険だろうな…

そして、クルド人の皆さんの安否が何よりも気になる所です…





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2019年10月5日
(世界一周187日目)
【トリポリ→カディーシャ渓谷→トリポリ】
1レバノンポンド=0.071円
1000レバノンポンド=71円





1.ローカル食堂
2.ブシャーレ行きセルビス乗場
3.スイーツ屋



おはようございます!

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今日の朝食は街をフラフラと歩いていたら見つけたローカルな食堂で。

昨日のファラフェル屋さんからもすぐ近くのお店です。

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そこで頂いたのは豆の煮込み、フール。

これをホブズと言うピタパンのようなパンですくって頂きます。

しかも生野菜やピクルスが付いて2000ポンドですからね。

良い店に巡り合えました。

トリポリ滞在中は毎日来よう…!



さて本日は1日かけてちょっと遠出します。

目指すはカディーシャ渓谷

レバノン一美しいと称されるその美しい景色もさることながら、ここカディーシャ渓谷には現在でもレバノン杉が自生しているのです。

レバノンの国旗にも描かれているレバノン杉は、この地域の歴史を語る上では欠かすことのできないものです。



昨日ビブロス遺跡を訪れましたが、その時にも登場してきましたフェニキア人。

彼らは地中海世界で広く交易を行ってきた海洋民族ですが、当然それだけ手広く交易を行うには沢山の船が必要となります。

その船の材料として大量のレバノン杉を伐採したのですね。

建材として優れたレバノン杉は、周辺諸国との交易を行う上で輸出品目としても用いられたりしていました。

そうした長年の乱伐がたたり、現在レバノン杉はわずか1200本ほどを残すのみに。

今回は、もはやこの地では貴重なものとなったレバノン杉の自生林と、レバノン一の絶景を合わせて訪れてみようという算段なわけなのです。



さて、カディーシャ渓谷ですが、アクセスの拠点となる街はブシャーレ

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そこまではセルビスが頻発しているので、朝食を済ませたらその乗り場に向かいます。

地図にあるランドアバウトの所にツーリストインフォメーションがありますが、その前からセルビスは発車します。

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一応9:00過ぎ頃には行ってみたのですが、結局ダラダラと人が集まるのを待ち、トリポリの街を出発したのは10:00過ぎくらい。

詳しい時間はわかりませんが、近くの人に聞いた感じだと、少なくとも朝のうちは1時間に1本くらいのペースで出ているようです。

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海沿いのトリポリを離れると、グングンと険しい山道を上っていきます。

こないだのバールベックの時も山を越えて行きましたが、その時よりも道は険しい感じ。

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道中はこんな見晴らしが続きますからね。

昨日は寝つきが悪く、トリポリを出発してからはしばしウトウトしていたのですが、ふと目を覚ましてこの景色が目に入ると、もうそのまま車窓に釘付け状態でした。


1.セルビス乗場
2.レバノン杉の森
3.十字架
4.絶景ポイント

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1時間半くらいで目的地のブシャーレの街に到着。

この大きな教会の前がセルビスの下車場所になります。

料金は5000ポンド。

ここからは、まず街から少し離れた所にあるレバノン杉の自生地を訪れ、その後、帰り道の見晴らしの良い所から美しい渓谷を眺めてこの乗り場まで戻ってこようという計画です。

現在は12:00少し前。

最終のトリポリ行きセルビスは16:00にはここを出発するとのことなので、滞在時間は4時間ほどとなります。

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と言うことで、坂を上り、街のすぐ上を通過する幹線道路に向かいます。

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目指すはあの禿げた山が見える辺り。

距離にして片道およそ7kmとなります。

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とりあえずは、ここからでも十分に美しい渓谷の眺めを楽しみながら歩みを進めては行くのですが、

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良さそうなポイントを見つけた所で足を止めます。

山道で片道7kmとなると、ちょっと4時間で行って帰ってくるのは難しそうなので、行きだけはヒッチハイクを使って向かおうと。

公共交通機関があれば良いのですが、選択肢がタクシーのみと言うことで、試しに値段を尋ねてみたら20000ポンドもすると抜かして来たのです。

もちろん交渉の余地はあるのでしょうけど、それでもかなりの金額ですからね。

上手いこと停まってもらえたらいいな…

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10分ほどで1台のトラックが停まってくれましたが、別の目的地へ向かう途中だそうで、2kmくらい先の分岐点まで運んで頂けることに。

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そこからはまたしばらく歩き。

辺りには段々畑が広がっています。

地中海沿岸らしく樹木作物が育てられていましたが、この辺りはリンゴの木が多数。

冬になると雪で閉ざされるような場所ですからね、ある程度寒さに強い樹種が選ばれるのでしょうか。

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路側帯の広い場所を見つけ、再びヒッチハイク開始。

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今回はすぐにやって来た車が、ちょうどレバノン杉の森の先まで向かうと言うことで、目的地まで乗せて頂きました。

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車窓からは放牧先に向かう羊の群れが。

お尻をふりふり、可愛らしいですね。

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と言うわけで、到着いたしました!

この森は特に入場料は決まっておらず、寄付制と言うことです。

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少額ながら心付けを渡し、いざ中に入ってみましょう!

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周囲の荒涼とした風景とは対照的に、ここは緑が眩しいですね。

この辺の木々は当然のことながらみんなレバノン杉です。

でもちょっと木に詳しい人なら、「あれ、これ本当に杉?」なんて思ったりするのではないでしょうか。

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ちょっとビジュアルが杉とは違うような…

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これならもっとわかりやすいですかね。

レバノン杉の苗木なのですが、そのビジュアルはまるで松の木。

それもそのはずで、レバノン杉は「スギ」と名が付いておきながらマツ科ヒマラヤスギ属に属しており、スギ科スギ属に属する一般的な杉とは異なるのです。

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というわけで、しばしレバノン杉と言う名の松を眺めながら遊歩道を進んで行きます。

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途中、木漏れ日の中に小さな小さな教会を発見。

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さらに進んで行くと、立ち枯れしている大きな木が。

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立ち枯れしている木の中には、素材を生かしつつ芸術的な彫刻が施されたものがいくつもありました。

この写真ではちょっとわかりにくいかも知れませんが、人の顔や身体の形に彫られているような部分も。

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しかし、こうやって敷地内を歩いている写真を見る限りでは、豊かな森林に見えたりするのですが、

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これなんかわかりやすいですかね。

立派なレバノン杉の背景には、はげ山が広がっていますね。

かつてはこの山を覆うようなレバノン杉の群生が見られたのでしょうが、かれこれ3000年以上前から乱伐が続けられてきたわけで、今では往時の姿は見る影もなくなっております。

地理の授業でこの手の話をする時、自分はよく、イギリスの森林率の低さを産業革命と絡めて説明したりします。

石炭が用いられる以前は燃料として薪炭材が大量に用いられ、その当時の過伐採により今でもイギリスの森林率は低いままであるというような話なのですが、このレバノン杉の姿を見るに、それよりもはるか昔から同様の問題は起こっているわけで。

「歴史は繰り返す」なんてよく言いますが、もしかしたらこのレバノン杉の乱伐は、人類の歴史の中でも最も古い環境破壊なのかも知れませんね。

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なお、レバノン杉の森の入口付近には、お土産屋さんがいくつも軒を連ねています。

売り物のメインは、レバノン杉を用いた工芸品。

かなり良い感じのデザインの商品が多かったのですが、まさかこれらを作るために木を伐採したりはしていないよな…?なんて、ちょっと思ってしまいました笑

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さて、森林を後にし、次の目的地に向かいましょう。

この写真は、先程の森林とのギャップがなかなかに伝わるのではないかと思います。

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山はこんな感じですよ。

気候的には木が生えないような気候と言うわけでは全くないのですけどね。

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次に目指すは、見えますでしょうか?あの遠くに見える十字架です。

帰り道付近にあるのですが、あそこからカディーシャ渓谷の絶景が一望できると言うので、向かってみることにしました。

あとはカディーシャ渓谷の絶景を堪能して、のんびりとブシャーレの街まで帰るのみです。



30分ほど歩いて、あとちょっとで十字架に辿り着くぞ…!と、歩みを速めたその時、



「ワンワンワンワンワン!!!」



全速力で自分に向かってくる犬が1匹…2匹…3匹…



…8匹!?



「ウーッ…」

「ガルルルル…」



やばい、殺られる…と思いながらふと先を見ると、そこにはさっき放牧されていた羊の群れが。

どうやらこの犬たちは羊の群れを守る番犬のようです。

ここで引き返しては十字架には辿り着けませんが、かと言ってこれ以上先に進むと、確実にこいつらは自分に噛みついてくるでしょう。

旅先で犬に噛まれるのは洒落にならないので、襲われないよう目を背けずにそのままゆっくりと後ずさり。

目前にして十字架行きを諦めることになってしまいました…悔しいっ!

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とりあえず帰り道を進み十字架の近くまでやっては来ましたが、どうやらあの十字架が建っている丘の向こうは崖になっているのですね。

と言うことは、仮にこのまま帰り道を進んで行っても、丘が邪魔して絶景を拝むことは叶わないわけです。

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と言うことで帰り道を変更!

レバノン杉の森に向かう旧道があると言うので、そちらを通ってブシャーレに戻ることにしました。

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道は九十九折でなかなかに険しいルートなのですが、有難いことに旧道ながら道はしっかりと舗装されているので非常に歩きやすかったです。

そして、九十九折りと言うことは、見晴らしの良い急斜面を下っていくことになるわけなので、そこからの眺めは素晴らしいというわけなのです。

道すがら、こんな絶景ですよ。

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もう…素晴らしいですね。

条件が揃えば、あの渓谷の底から雲海が湧き出るような風景を拝むことができるそうですが、今日はあいにく晴れ渡っておりました。

それでも、久しぶりに見た渓谷の圧巻の眺めに、気持ちを昂らせながら進みます。

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ブシャーレの街も見えてきました。

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崖に沿って、なかなかすごい所に作られていますね。

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向こうに見える山が、今日行ってきた辺りです。

半分はヒッチハイクで楽をさせてもらいましたが、ジョージア以来久しぶりのトレッキングを楽しませてもらいました。

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15:30にはさっきの教会前に戻り、セルビスに乗車。

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雄大な渓谷に別れを告げ、一路トリポリに戻ります。

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トリポリに着いた頃には、もう日もだいぶ傾いていました。

あとは買い物をして宿に戻りましょう。

どうしても今日買ってみたかったもの、

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それはアラブ菓子。

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豊富なラインナップにはどれも心が動いてしまいそうですが、中でも自分が買おうとしているのはハルワート・エル・ジブンというお菓子。

甘さ控えめのクリームをチーズ生地で巻き、シロップに浸したトリポリの名物お菓子です。

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注文したら1つ味見させてくれました。

そしてこれがめちゃくちゃ美味しい!!!

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いつもの夕飯、晩酌に、今日はデザートも付いています。

酒飲みですが甘いものも大好きなので、今日の夕飯は幸せがいっぱいですね。



本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。