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街の中心に国境!?鉄条網で隔てられた首都

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



後ろ髪を引かれるようにカッパドキアを後にし、再び夜行で移動です。

国土面積の大きなトルコ、どうしても夜行移動が多くなってしまうのですが、いくら快適なバスとは言えやっぱり夜行は疲れますね。

夜行バスで快適に眠る方法、急募でございます。





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2019年10月11日
(世界一周193日目)
【パフォス→ニコシア】
1ユーロ=119.5円
10ユーロ=1195円

1トルコリラ=18.4円
100トルコリラ=1840円






おはようございます!

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本日は首都のニコシアに向けて移動。

昨日で食材も尽きてしまったので、朝食は後程と言うことでバスターミナルに向かいます。

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さて、バスなのですが、ニコシア行きの直通バスがあれば楽だったのですけれども、残念ながらリマソールでの乗り換えが必要となります。

とりあえずリマソールまでは4ユーロ。

およそ1時間の道のりです。

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青い空に青い海。

車窓の景色は地中海と付かず離れず、ずっとこんな感じ。

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リマソールでは、てっきりバスターミナルで乗り換えなのかと思いきや、道端にあるバス停で降ろされてしまいました。

ドライバーいわく、ここで待っていればニコシア行きのバスが来るというのですが…

時刻を調べてみるとあと1時間ほど待たなくてはいけないようです。

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とりあえずここで朝食を。

バス停前にあったパン屋でパンを買ったのですが、これが全く美味しくありませんでした。

お値段だけご立派に1.8ユーロもしたのですが…

キプロスでは自炊必須のようですね。

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さあ、バスがやって参りました。

ニコシアまでは1時間半ほど、料金は5ユーロです。


1.ニコシアバスターミナル
2.Xanthis Hostel Nicosia City Centre
3.国境1
4.国境2
5.レフコーシャバスターミナル
6.メヴレヴィー修道場
7.ビュユック・ハン
8.セリミエ・ジャーミィ
9.公園

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前日寝たのが遅かったこともあり、うたた寝をしているうちに、あっという間にニコシアのバスターミナルに到着。

ここから10分ほど歩けば、本日の宿、Xanthis Hostel Nicosia City Centreに到着です!

名前の通り、城壁で囲まれた街の中心部にギリギリ入った辺りにありました。

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鈴木さんは一足お先に到着しておりました。

部屋は広めのツインルームで35ユーロ。

ドミトリーの最安が20ユーロと非常に物価の高い街だったので、ここで部屋をシェアできたのは非常に助かりました。

個室の方が荷物の心配も要らないですしね。

なおキッチン付きでWi-Fiもサクサク、個人的にはすごく良い宿だと思いました。



鈴木さんと今後の予定を相談し、ニコシアには1泊のみで明日には北キプロスに移動することに。

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となれば今日のうちに街歩きを済ませてしまいましょう!

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まずは宿から程近く、こんな路地がひしめくエリアを通過します。

ここはライキ・イトニアと呼ばれるエリアで、昔ながらの建物が多数残されています。

辺りには土産物屋や良い感じのカフェ、レストランなどがひしめいており、賑やかな雰囲気。

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ライキ・イトニアを抜け普通の市街地に入っても、こんな風に日除けがあったり、さりげなく街が飾られていたりするので、なかなかにツーリスティックな雰囲気を感じます。

どこかのお店の物ではないベンチやテーブルがその辺にあったりして、昼間からビールを飲む人々の姿もちらほら。

開放的な雰囲気です。

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しかし、そのまま西の方に進んで行くと様子は一変。

積み上げられた塀の上には有刺鉄線、そして2つの国旗。

赤が背景の物はトルコの国旗、もう1つの白が背景の物は…

北キプロスの国旗です。

キプロスは、その地理的な位置関係や歴史的な関係から、ギリシャ系やトルコ系が居住する複合民族国家でした。

しかし1960年にイギリスから独立を果たすと、人口のおよそ8割を占めるギリシャ系住民を中心に、ギリシャとの合併を求める声が強まり、ついには1974年に合併推進派によるクーデターが発生しました。

そこにトルコ軍が介入しキプロス島の北部を占領、それまで島内に混在していた住民も、ギリシャ系はキプロスに、トルコ系は北キプロスに多くが移住し、民族分布もくっきりと分かれることとなってしまいました。

その後1983年には、北キプロスがトルコの庇護のもとで独立を宣言、その後も国連の仲介などによる再統合の交渉が行われたりしていますが、今でもなお解決の糸口は掴めないままとなっています。

なおキプロスはトルコ以外の全国連加盟国が承認、北キプロスはトルコのみが承認している状態です。

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現在では島の真ん中にグリーンラインと呼ばれる緩衝地帯が設けられ、南北の対立が抑止されているのですが、この地図を見て下さい。

これは南キプロス側にあるニコシアの地図なのですが、城壁で囲まれた中心市街地のちょうど真ん中をグリーンラインが通過しているのがわかるかと思います。
※混乱を避けるため、本記事では便宜上キプロスを「南キプロス」と表現します。

南側しか描かれていない地図、それでは北側はどのようになっているのでしょうか…?

そしてグリーンラインの様子は…?

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現在は武力衝突が起こっているわけでは無いため、本日はグリーンラインを越えて北キプロス側に行ってみることに。

ナゴルノ・カラバフ以来の未承認国家です。

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地図で見る限り、ニコシアの市街地付近で国境を越えられる場所は2カ所。

まず訪れたのは城壁すぐ西側のLedra Palaceの国境です。

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このLedra Palaceは紛争発生前はニコシア随一のホテルだったそうですが、現在では立入りができなくなっています。

調べてみると廃墟と言う情報もあり、国連の宿泊施設になっているという情報もあり…

ただ、人の気配は全くありませんでした。

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南キプロス側の検問は非常にあっさりしたもので、パスポートをスキャンして終わり。

ホテルを通過すると北キプロスやトルコの国旗が主張を強めてきます。

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そして北キプロス側の検問。

パスポートのページなどをそれなりにしっかりと見ては来たものの、特にスタンプなどが押されることもなく、こちらもパスポートのスキャンのみで終了。

以前は南から北に向かう場合は日帰りでないと行けなかったり、北キプロスのスタンプがその後ギリシャを訪問する場合などに問題になったりもしたそうなのですが、今では拍子抜けするほど簡単に国境を越えられます。

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とりあえず北側のバスターミナルに向かい、明日のバスの時刻や値段を確認し、

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いざ、北側の街を歩いてみましょう!

なお、ニコシアとは英語での呼び名で、トルコ語ではレフコーシャと言います。

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まず通りかかったのはメヴレヴィー修道場

メヴレヴィーとは、イスラム神秘主義の教団の1つです。

トルコ革命以降、脱イスラム政策の中で教団は解散させられてしまったのですが、こうして当時の建物が残されていることからも、当時からトルコの影響が強かった地だと言うことがわかります。

タイミングが合えば中を見学することもできるのですが、この時は営業時間外だったので次に向かいます。

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街の雰囲気は、北と南でそんなにガラッと変わった印象は持ちませんでした。

ただ、未承認国家だからなのでしょうか、国旗の主張がとにかく強かったのが印象的。

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とりあえず繁華街の商店で、北キプロスへの入国を祝してビールを購入。

早速乾杯と行きたい所なのですが、南キプロスであれだけいた、路上でビールを飲んでいる人が一切見当たりません…!

緩い雰囲気につい流されてビールを買ってしまいましたが、普通に考えたらここはイスラム教国家です。

路上でビールを飲むことは、法的に憚られるのかも知れません。

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となれば、ビールを飲むために国境を越えてしまいましょう!笑

今度は街の中心部にあるLedra Streetのチェックポイントから国境を越えます。

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はい、と言うわけで、北キプロスで買ったビールを南キプロスで頂きます!

かんぱーい!笑

うん、こちらなら何の違和感もなく飲めますね。

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さあ、飲み終わった所で、再び北キプロスに戻りましょう。

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こんな風に南から北への出入国審査は大賑わい。

南キプロスは観光客も多いでしょうから、そこから気軽に日帰りで観光に訪れる人が沢山いるのでしょうね。

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なお通貨ですが、南キプロスではユーロ、北キプロスではトルコリラが流通しているものの、ユーロ払いをすることも多くの店で可能です。

と言うか、レフコーシャに関しては先の日帰り観光客を取り込むためか、ユーロ表記のお店が非常に多いのが印象的でした。

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さて、再入国後まず訪れたのは、ビュユック・ハン

こちらはオスマン治世下の頃に建てられたキャラバンサライです。

北キプロス一美しい建物と評判らしいのですが、確かに往時のキャラバンサライの雰囲気がしっかり残った建物でした。

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各部屋はこんな風に土産物屋になったりしていて、現役で使われているわけではないのですけどね。

ちょっと土産物を物色してみます。

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こちらはオリーブ石鹸。

手作り感が溢れています。

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こちらはマグネット。

北キプロスではなく、あくまでもキプロス島全体をかたどっていました。

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この建物なんかもイスラム圏でよく見かけそう。

どの方向から見てもかまぼこ型のドームが並んで見栄えが良いのですが、上から見たらどうなっているのでしょう?

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お次はこちら、セリミエ・ジャーミィ

1325年に完成したこちらの建物は、元々は教会として使われていました。

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ただオスマン帝国がこの地を支配して以降はモスクとして利用されています。

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教会から転用した証拠となるのがこちら。

ミフラーブと呼ばれるモスクに必ずある窪みですが、これば必ずメッカの方向を向いています。

本来は建物の一番奥にミフラーブが来るよう、モスク自体の向きを考えて建てられるのですが、元々教会だったと言うこともあり、ミフラーブはこんなに中途半端な位置に作られています。

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小さいですが市場もありました。

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野菜などは北も南も大して変わらないのでしょうが、

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トルコ菓子が沢山売られているのは北キプロスならではでしょう。

と、こんな感じで空気感としてはかなり緩い感じ。

こうした光景だけ見ると、まさかここが休戦中の最前線にあたる場所とは到底思えないです。

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こんな名前のカフェもあるくらいですからね。

「バリケード」って…笑

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ただ、メインロードをひとたび離れると雰囲気は一変します。

今度はグリーンライン沿いを歩いて最初に越えた国境付近まで向かってみることに。

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グリーンライン内はもとより、その周辺付近にも打ち棄てられた建物が廃墟となっているのですが、その建物には無数の弾痕が。

紛争の凄まじさ、グリーンラインを設けざるを得なかった理由がありありとわかります。

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そのまま最初に北キプロス国旗を見た高い塀の所までやって来ました。

国連の監視塔がポツンと建っています。

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ここは公園で、かつては北の人も南の人も利用することができた憩いの場所だったのではないかと思います。

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しかし今では出入り口にバリケードが張られ、南キプロスからこちらにやって来ることはできません。

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この柵の向こうは南キプロス。

近くて遠い両国、歴史的背景を考えたら解決は簡単なことでは無いのかも知れませんが、何とか両国の人々が納得するような形で歩みを進めて行ってくれたらと心から願いたいです。

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さて、この国境にはまた明日やって来るとして、今日は南キプロスに帰るとしましょう。

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キッチンがあったので、今日の夕飯は久しぶりに鍋!

これから再びイスラム圏に入ると言うことで、食べ納めの豚鍋です!

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そして締めはうどん!

…と行きたい所ですが、うどんは高いので極太パスタで。

雰囲気は十分味わうことができました。



さて、明日は北キプロス領内の他の街に移動します。

果たして他の街ではどのような雰囲気になるのでしょうか。

本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。