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革命から30年、独裁政権の成れの果て

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



リアルタイムは、本日の夜行でウクライナ・キエフを目指します。

ここの所忙しなく移動する日々が続いていましたが、ちょっとキエフで一休みですかね。

格段に物価も安くなるようで、楽しみです。





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2019年11月3日
(世界一周216日目)
【ブカレスト→ブラショフ】
1レウ=25.4円
10レイ=254円






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おはようございます!

今日は夜明け前から動き出します。

と言うのも、1泊で出てしまうブカレストなのですが、さすがにどこにも行かないのは勿体ないため、移動前に近場だけでも街歩きを済ませようと思いまして。

昨日は早々にドミトリーの電気が消されてしまったので、朝からシャワーを浴びたり、朝食を作ったりする時間を捻出するために、この時間の起床となりました。

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本日の朝食はこちら、特製チャーハンです!

このために、昨日の豚バラ肉は皮目の部分を別にして、味がしみしみになるまで炒めておいたのです。

これを刻んで、チャーハンの具にすると、まるでチャーシュー!

朝からヘビーな食卓ですが、移動の時はベストな時間に食事にありつけないことも多いので、しっかり蓄えておきたいなと。


1.Antique Hostel
2.ルーマニア歴史博物館
3.旧共産党本部
4.大学図書館
5.アテネ音楽堂
6.国立美術館(共和国宮殿)
7.クレツレスク教会
8.国民の館

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さあ、朝のうちにブカレストの街歩きを済ませてしまいましょう!

宿の目の前にあるこちらの建物は、裁判所だそうです。

ブカレストの街を歩いてみた印象としては、この裁判所もそうなのですが、

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とにかく馬鹿でっかい建物が多いなと言う事と、

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そして何より、落書きが多いなと言う事です。

ソフィアの街も落書きは多かったのですが、ブカレストの比ではないかな。

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治安もあまりよろしくないのでしょう、開店前の売店はこんなふうにガラスの外側に金網が張られています。

こういうのがあるってことは、裏を返せば、もし無かったらガラスが割られて物が盗まれますよって事ですからね。

そして懸念していたものの一切目にすることの無かった野犬ですが、日付を回る頃になると、けたたましい鳴き声がどこからともなく聞こえて参りまして。

争っているような獰猛な鳴き声に、深夜の到着じゃなくて良かったと心から思いました。

1泊だと忙しないのですが、今回に関しては1泊と言う選択で良かったのかも知れません。

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なお、しばらく歩き進めて行くと、ただでっかいだけではなくて、そのデザインに重厚さを感じる石造りの建物なんかも続々と現れてきます。

こちらはルーマニア歴史博物館

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こちらは何と銀行だそうです。

ここブカレストは、20世紀初頭には「バルカンの小パリ」なる異名を持っていたそうです。

まだパリに行ったことが無いので、パリが実際の所どんな雰囲気なのかはわからないのですが…

でも、このような雰囲気のある建物もチラチラッとですが見かけることができました。

ただ、以前はそんな異名があった一方で、長らく続いた共産党政権の手によって、ことごとくそういった建物は破壊されてしまったそうなのですね。

そのため、主だった見所の多くは、その共産党時代の物や、1989年に起こった民主革命ゆかりのスポットとなります。

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というわけで、まず最初の目的地は、旧共産党本部

1989年12月に起こったルーマニア革命の際には、革命の火の手がこの市内中心部に広がる中で、共産党書記長だったチャウシェスク大統領が、ここで最後の演説を行った場所として知られています。

革命の勢いは留まることなく、この最後の演説も大変なブーイングに晒され、直後チャウシェスク夫妻はこの旧共産党本部の屋上からヘリコプターで逃亡を図ります。

この映像は反体制側に転じた国営ルーマニア放送を始め、世界中のマスメディアが報じたため、もしかしたら当時を生きていた方は目にしたことがあるかも知れません。

自分は当時まだ物心も付いていない頃だったので、冷戦だったり、その終焉の辺りは完全に歴史としての認識しか持っていないのですが、

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今は閑散としているこの革命広場に、何十万と言う人が政権打倒を掲げて押し寄せたのですから、その勢いたるや凄まじかったのでしょうね…

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旧共産党本部の目の前には革命犠牲者の慰霊碑がありました。



自分にとってリアルタイムで記憶にある時事的な出来事と言うと、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、海外の出来事ではNATOによるセルビア空爆や9.11などが最初になりますかね。

自分より下の世代にとっては、これらも歴史上の出来事になるのでしょうけど。

ただ、歴史と言ってもとりわけ近現代史は、今現在のその国の姿に特に直接的に影響を及ぼしているものが多いので、地理を学び、地理を教える上でも特にしっかりと理解を深めていきたいなと思っています。

近現代史の舞台は、その当時の姿を今なお伝えてくれている所も多いので、実感も持ちやすいですしね。

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なお、この革命広場周辺には、美しい建物も多数残されています。

こちらは大学図書館

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こちらはアテネ音楽堂

いずれも中に入れなかったのが残念。

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そしてこちらも、時間が早過ぎて中に入れなかったのですが、国立美術館です。

革命前までは共和国宮殿として使用されていました。

いずれも非常に豪華な構えが印象的な建物ですが、革命の引き金を引いたきっかけの1つには、こうしたチャウシェスク大統領の国民感情を無視した豪華な生活が理由としてあります。

産油国であるルーマニアは、冷戦当時でも他の東欧諸国とは異なり、ソ連とも一定の距離を置いた外交政策を展開してきました。

そのため一時はチャウシェスク大統領への求心力は高まり、独裁体制を確立することとなったのですが、1980年代に入って経済政策に失敗し国民生活が疲弊して以降も、豪華な建物を建設したり一族を要職に置くなどしたことから、国民感情の中に不満が渦巻いてしまいます。

そして、他国での共産党政権打倒の流れに乗って、革命へと繋がっていくのですね。

その象徴的なスポットも訪れたのですが、それは最後に。

とりあえず時系列で訪問場所を紹介していきます。

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こちらはそんな街のど真ん中の喧騒が嘘のように静かな雰囲気のクレツレスク教会

ルーマニア正教の教会です。

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入口の外壁にもこのように美しい絵が描かれているのですが、内部はそれ以上の美しさ。

ただ、ちょうど日曜だからかミサが行われていまして、とても撮影などできる雰囲気では無かったのです。

フラッシュ禁止かカメラそのものの禁止か、注意書きだけではわかりにくかったのですが、あの雰囲気で尋ねる気にはなれませんでした、

ただ、讃美歌が響く教会は非常に厳かな空間で、とても良い物を観ることができました。

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さあ今度は、そのチャウシェスク政権の象徴的なスポットに足を運んでみましょう。

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見えてきました、あの奥の建物です。

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このずーっと向こうまで続く塀、これ全部あの建物の敷地なのですね。

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と言うわけで見えて参りました、国民の館です!

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正面から撮影しようと思っても、塀のすぐ近くからではとてもその全体を写し取ることはできません。

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道路の反対側に渡っても無理。

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結局、その背後にある広場の向こうから撮影して、ようやくその全体を収めることができました。

およそ1500億円を投じてチャウシェスク大統領が造らせた豪華な宮殿。

官庁や宮殿などの建物の中では、あのアメリカのペンタゴンに次ぐ大きさだそうです。

「国民の~」という名が付けられている辺りが、非常に皮肉めいて感じられますね。

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中にはツアーで入ることができるそうなのですが、今回はお散歩がてらやってきた感じなので、そのまま統一大通りを通って宿に戻ります。

こちらの通りも、チャウシェスク大統領がパリのシャンゼリゼ通りを再現しようと造った通りだそうで。

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本物のシャンゼリゼ通りがどんな物かは例によってわからないのですが、歩道の並木道は紅葉が美しくて、のんびり歩ける通りでした。



いやー、ブカレストは特に観る物無いよと聞いていたのですが、なかなかに個性的で楽しい街歩きでした!

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さあ、宿に戻って荷物を回収して、

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ブカレスト・ノルド駅にやって参りました。

本日はこの後、ブラショフという街まで移動となります。

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料金は25レイ。

166km走ってこの値段って…まだまだ交通費が安く旅できそうですね。

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ここノルド駅はルーマニアの鉄道の要衝と言う事で、1日にこんなに便があります。

ルーマニア国鉄と言えば、ブカレストと幹線沿いの街は非常に移動がしやすそうなのですが、地方都市間の移動で苦しんでいる様子を先人のブログで目にして来たので、ルートをどうしていくかしっかり考えないと痛い目見るでしょうね…

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さて、駅に着いたは良いものの、列車の出発まで2時間ばかり時間があります。

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と言うわけでWi-Fiを求めてマクドナルドへ。

せっかくなのでご当地メニューをとも思ったのですが、

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朝のチャーハンが効いているので、シェイクとサイドメニューのみ。

でも、このトルネードポテトは日本では見かけないやつですね。

ちょっとスパイスの利いた衣が、好みの味でした。

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さあ、列車の時間です。

こんな風に目の前に車止めがある櫛型ホームは、旅情を掻き立てられますね。

まるで上野駅の地平ホームみたいです。

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こちらが列車、ブラショフまではおよそ4時間の移動となります。

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例によって窓は汚いため、あまり車窓は楽しめなかったのですが、どんどんと標高を上げていくのはわかりました。

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山間の小駅。

ここからは直線距離で10kmほどなのですが、最後に山を越えるため、ブラショフまではさらに1時間ほどかかるようです。

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だんだんと陽が落ちてきます…

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外の物寂しい風景とは裏腹に、どこからこんなに乗って来るのか、ブラショフに近付くにつれ熱気を帯びる車内。


1.ブラショフ駅
2.Old Down Town Hostel

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そして、ほぼ定刻にブラショフ駅に到着しました。

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ここから旧市街にある宿へは、この4番のバスで向かうことができます。

…が、乗車にはチケットが必要なのですが、電車にいた客がこぞって券売機に行列を作り、並んでいるうちにバスは発車してしまいました…

そして次のバスは…



40分後…?



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わかりましたよ、宿までほんの徒歩45分ですし、歩けばいいんでしょう。

最近こんなのが多いですね笑

ただ、夜の街の風景なのですが、

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おお?

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おおお?

この街、なかなかに美しいじゃないですか。

今日はもう遅いので、街歩きは明日になりますが、これはかなり期待が持てます。

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そして宿はこちら、旧市街の広場に面した一等地にあるOld Down Town Hostelです。

Booking.comでドミ1泊42.36レバでした。

何人部屋も値段が変わらなかったので1番小さな4人ドミにしたのですが、何と2泊とも貸切に!

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しかも、こんな風にカーテンで区切られ、個別のライトにコンセント、Wi-Fiも爆速、機能性の高いキッチンに広い共有スペースと、非常に居住性の高いおすすめの宿です。

4人ドミはちょっと部屋が狭すぎるのですが、1人しかいないのでのんびり過ごせました。

恐らく大きなドミではそんなに圧迫感は感じないと思います。

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夕飯は以前つまみにしたアンチョビの瓶が残っていたので、トマトとニンニクを加えパスタで。

明日はブラショフの街に、近くにあるドラキュラ城。

盛り沢山で楽しみです!



本日もありがとうございました!





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プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。