記事一覧

世界遺産第1号!アブシンベルの威容

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



リアルタイムはエチオピアに移動!

今日の移動はタイトになりそうです。

もし乗り継ぎが上手く行かなければ国境での宿泊を余儀なくされるのですが、そこはどの宿も南京虫地獄なのだとか…

頼むからスムーズに行ってくれよ…





世界一周ブログランキングに参加しています。
1日1回、下のバナー(「世界一周」と書いてある四角いやつ)をクリックして頂けると、順位が上がるという仕組みになっております。

皆さんの応援クリックは、これからブログを書いていく上でも励みになります。
ぜひ応援クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

↑↑↑ ここをクリックしてください(怪しいサイトとかには飛びません)。




2020年2月2日
(世界一周307日目)
【アスワン】
1エジプトポンド=6.96円
100エジプトポンド=696円






おはようございます!

IMG_000080 (2)
と言うべきなのか、こんばんはと言うべきなのか…

時刻は3:45。

外は人の気配がありませんが、こんな時間でもスーダン行きバスの代理店には煌々と明かりが灯っています。

やっぱり明後日は2:00集合になるのか…はぁ…



本日こんなにも早起きしたのは、アブシンベル神殿を訪れるため。

朝4:00に、昨日申し込んだツアーのピックアップが来るのです。

ここまで朝が早いのは正直しんどいですが、人が少ないうちにアブシンベルを見る事ができますし、出発が早いので戻りもお昼過ぎ。

今日はツアーが終わったらゆっくりと昼寝をする事にしましょう…

IMG_000080 (3)
本日ヌルハンホテルからツアーに出発するのは自分のみ。

そのため、自分が起きて来た物音でスタッフも目を覚まし、電気をつけてくれました。

あとはピックアップが来るのを待つのみ。



…なのですが、待てど暮らせどピックアップはやって来ません。

もうとっくに4:00は過ぎていると言うのに…

朝の睡眠時間は1日のどの時間よりも貴重なんだぞ!

ただこれは日常茶飯事のようで、スタッフに尋ねると全く問題無いとの事。

IMG_000080 (4)
結局ピックアップがやって来たのは4:40頃でした。

もう車の中は満席。

恐らく色々なホテルを周り、最後に自分の所にやって来たのでしょう。

そもそも時間通りにピックアップが始まらなかったのかも知れないですし、時間通りに周り始めたとしても、誰かが寝坊したりしてもたつくと後ろはどんどんつかえてしまいます。

アブシンベルまではおよそ4時間と聞いていたので、この分だと9:00前頃の到着となるでしょうか。

外の景色も全く見えない事ですし、とりあえず明るくなるまで車内で仮眠をとる事にしましょう。



IMG_000080 (5)
完全に寝不足だった事もあり、すぐに深い眠りに落ち、目を覚ました頃には外は明るくなっていました。

IMG_000080 (6)
そして程無くして車が停まりました。

時計を見ると7:30を指しています。

これは…途中の休憩かな…?などと思っていたのですが、

「9:00にこの駐車場に集合な!」

と、ドライバー。



………!?着いたの!?



IMG_000080 (7)
どうやら着いたようです。

明け方の道路は渋滞知らずではありますが、それでもここまで3時間かけずに来るなんて、想像以上にぶっ飛ばして来たのでしょうね。

そのままチケット売場まで誘導されますが、やばい、眠過ぎて全く頭が働いていないです。

言われるがままにチケット売場に到着。

料金は255ポンドでした。

IMG_000080 (8)
太陽も昇ったばかりのようで、ナセル湖の水面がキラキラと輝いています。

とりあえず、思い切り太陽の光を浴びて、神殿に辿り着く前にしっかり目を覚まさなければ。

1時間半しか時間は無いので、ボーッとしていたらすぐ時間が来てしまいます。

しかし、そんな心配も、いざ神殿に到着したら杞憂に終わりました。



IMG_000080 (9)
だって、こんなすごい神殿が目の前にあるのですよ!!!

こんなの見てしまったら、一瞬で眠気なんて吹っ飛んでしまいます!

IMG_000080 (10)
アブシンベルには大神殿と小神殿がありますが、こちらが大神殿。

早速見て周る事にしましょう!

IMG_000080 (11)
入口にある4体の巨像は、全てラムセス2世の像。

新王国第19王朝のファラオで、この神殿を建設した人物です。

ラムセス2世と言えば、先日ルクソールでカルナック神殿を訪れた時に見た、あの巨大な立像がまさにラムセス2世の像でした。

カルナック神殿も、そしてこのアブシンベル神殿もそうですが、自身のこれだけ巨大な像を造らせるあたり、自己顕示欲の塊のような人物像が浮かび上がりますね。

と同時に、このラムセス2世がいかに強大な力を持っていたかも実感できます。

IMG_000080 (12)
実際、その武勇を伺う事のできるレリーフが、この神殿にはそこかしこで見られます。

例えばこちらは入口にあるレリーフですが、縄で繋がれたシリア人捕虜。

IMG_000080 (13)
そしてその反対側にはヌビア人捕虜のレリーフが。

IMG_000080 (14)
また、すぐ近くには上下エジプト統一のレリーフもあり、ラムセス2世の治世がいかに勢いのある時代だったかがよくわかります。

IMG_000080 (15)
それでは中に入ってみましょう。

IMG_000080 (16)
中もとにかくラムセス2世一色。

オシリス神の姿をしたラムセス2世の立像がズラリ8体も。

IMG_000080 (17)
本当、どれだけ自己愛にまみれた人物なのでしょうね…笑

IMG_000080 (18)
また、レリーフの様子もこれまで見て来た遺跡とは一味違いました。

こんな風に、馬車に乗って弓を射るラムセス2世や、

IMG_000080 (19)
今まさに敵を斬らんとせんばかりのレリーフまで。

これらのレリーフは、ラムセス2世の治世下となってすぐに起こったカデシュの戦いで、ヒッタイト軍と戦う様子を描いた物です。

IMG_000080 (20)
この戦いの後にエジプトとヒッタイトは平和条約を結んでおり、その内容が書かれたヒエログリフなんかもあります。

IMG_000080 (21)
これが世界最古の平和条約と言われるのですから、これまた貴重な物を目にしているのですね。

IMG_000080 (22)
この部屋はあらゆるレリーフがカデシュの戦い一色。

こちらは細かくてわかりにくいのですが、戦いの舞台となった街を描いているのでしょうかね…?

IMG_000080 (23)
こちらは、カデシュの戦いの作戦会議の様子を描いた物。

だからラムセス2世がでかすぎる…笑

でも、実際彼はこの時代の人物からするとかなり大柄だったようで、身長は180cmを超えていたのだとか。

それだけ大柄で、また優れた戦士でもあったラムセス2世は、24歳で即位してから何と66年間もエジプトを統治していたそうです。

この時代からするととんでもない長生き…

他にも色々と型破りなエピソードもあるそうですが、ここでは割愛。

ただ、もの凄い影響力と、同時に安定をエジプトにもたらした事は間違いなさそうです。

IMG_000080 (24)
続いて、側室に入ってみます。

IMG_000080 (25)
こちらにもレリーフが沢山ありましたが、こんな風に貢ぎ物をする様子を描いた物が大半でした。

IMG_000080 (26)
当時の産物なんかを知る事ができそうで、ちゃんと下調べをしてから見たら興味深いのでしょうが、如何せんいきなりレリーフを見ただけではよくわかりません…笑

IMG_000080 (27)
メインロードに戻り、今度は前室に向かいます。

IMG_000080 (28)

IMG_000080 (29)
こちらは神に捧げ物をするラムセス2世や、ネフェルトアリ王妃の姿が描かれています。

これだけ「自分が1番!」なラムセス2世でも、ちゃんと神に捧げ物をするのですね笑

IMG_000080 (30)
そして最奥部にある至聖所。

4体の神像が並んでいますが、こちらは1年に2回、ラムセス2世の誕生日である2月22日と、王に即位した10月22日に、朝日がこの神像を照らしていたそうです。

これは3000年以上も昔に、暦から正確に太陽光の注ぐ角度を計算し、それに基づいてこれだけ大規模な神殿を建設したという事になり、古代エジプトがいかに優れた文明を持っていたかがわかります。

ただ現在では、この日から数日ずれた日に太陽光が注ぎ込んでいるそうで。

なぜ日にちがずれてしまったのかは、後で説明いたします。

IMG_000080 (31)
いやいや、あまりにクオリティの高いレリーフの数々、そしてラムセス2世の自己アピールにとにかく圧倒された大神殿でした。

IMG_000080 (32)
そのままぐるりと岩山を回り込むように歩くと、

IMG_000080 (33)
すぐにアブシンベル小神殿に辿り着きます。

こちらはハトホル神と、ネフェルタリ王妃に捧げられた神殿だそう。

IMG_000080 (34)
中はこんな感じ。

IMG_000080 (35)
ハトホル神が彫られた柱だったり、

IMG_000080 (36)
特にくっきりとしたレリーフが沢山。

IMG_000080 (37)
こちらは牛に化けたハトホル神に捧げ物をするラムセス2世。

IMG_000080 (38)
最奥部の神像はよくわかりませんでしたが、

IMG_000080 (39)
それでも、大神殿と比べると規模は小さめですが、十分見応えがありました。



…と、たっぷり1時間以上、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

さてそれでは、先程述べた、太陽光が神殿の奥まで注ぐ日にちがずれてしまった理由について説明いたします。

それは、今見て来たアブシンベル神殿が、以前は別の場所にあったからなのですね。

これは一体どう言う事なのか、人を超越した何かの力によって移動したとでも言うのでしょうか。

もちろん、そんなはずはありません。

実はアブシンベル神殿は、1964~68年にかけて、現代の技術に基づいて大規模な移設工事が行われたのです。

それでは、以前は一体神殿はどこにあったのでしょうか。

それは、先程写真でも見て頂いたナセル湖の底に建っていたのです。

ナセル湖は、アスワンハイダムが建設された際にできた人造湖なのですが、ダム建設に際しアブシンベル神殿は水没の危機に瀕していました。

これを救おうと国際的なキャンペーンを繰り広げたのがユネスコ。

このどでかい神殿を正確にいくつものパーツへと分割し、元建っていた場所からおよそ60m上方の丘へと移築したのです。

その際に、当初の向きからずれが生じてしまい、太陽光が注ぎ込む日にちが変わってしまったのです。

このエピソードだけ聞くと、「おい現代!何古代に負けてるんだ!」などとなりそうですが笑

IMG_000080 (40)

IMG_000080 (41)
ただ、その工事は、この岩山をくり抜く巨大なコンクリート製のドームを造って、各パーツをはめ込むという途方もない物でした。

これだけの巨大な建造物を、往時の姿を損なわぬよう、そっくりそのまま移築する…これは1から同じ物を建てるより遥かに難しい事です。

それをやってのけた事自体驚嘆に値するのですが、もう1つ、このアブシンベル神殿の移設工事がきっかけとなって、あのユネスコ世界遺産が生まれたのです。

言わばこのアブシンベル神殿は、世界遺産第1号。

今自分は、多くの人智が結集して守られる事となった、素晴らしい遺跡を目の当たりにしているのですね。

そう考えると、遺跡そのものの素晴らしさ以上の感動を覚えました。



IMG_000080 (42)
大満足のアブシンベル観光を終え、一路アスワンへと戻ります。

IMG_000080 (43)
行きには見る事のできなかった景色…ですが、ただひたすらに砂漠、砂漠でした。

IMG_000080 (44)
お昼は昨日に引き続きコシャリを。

そして、お腹が満たされると一気に眠気が襲ってきました。

まだ時刻は14:00過ぎですが、もう既に本日の活動時間は10時間を超えています。

予定通り昼寝をする事に。



起きたらもう夜。

夕食はこれまた昨日に引き続き、Abeer Restaurantへ。

IMG_000080 (45)
今夜は豪華にハーフチキンのセットメニュー(75ポンド)を頼んでみたのですが、これが素晴らしいクオリティ!

ずっと飲みたかったモロヘイヤのスープも付いてきました。

このクオリティなら、少々お高いですが、明日エジプト最後の晩餐に訪れるのも有りですね。



と言うわけで、長々と滞在したエジプトもいよいよ明日が最終日!

明日は地理的にここは外せない、とあるスポットへ足を運ぼうと思います。

本日もありがとうございました!





最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ応援クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

↑↑↑ ここをクリックしてください(怪しいサイトとかには飛びません)。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。