記事一覧

こんなはずでは!地獄のトレッキング

こんにちは、まるです!今日もよろしくお願いします♪



最近は標高が高めのエリアに行くことが多いのですが、そうなると気温も低く、なかなか洗濯物が乾かなかったりします。

連泊する時は構わないのですが、1泊で次の街に移動するような時には生乾きのまま出発しなければいけないことも…

1日でパリッと乾かせるような素敵な方法は無いものでしょうか…?
(ドライヤーなど文明の利器の使用は除く)





世界一周ブログランキングに参加しています。
1日1回、下のバナー(「世界一周」と書いてある四角いやつ)をクリックして頂けると、順位が上がるという仕組みになっております。

皆さんの応援クリックは、これからブログを書いていく上でも励みになります。
ぜひ応援クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

↑↑↑ ここをクリックしてください(怪しいサイトとかには飛びません)。




2019年5月5日
(世界一周34日目)
【ノングリアート村→ティルナ村→チェラプンジ】
1ルピー=1.6円
100ルピー=160円




台風一過もといサイクロン一過。

PKGO2790.jpg
何と!雨が!!あがっております!!!

RLRO7874.jpg
昨日は濁流だった川も、ほんの数時間でここまで水が引きました。

KLZC1595.jpg
そして見て下さい、日の出直前にはこの青空です!

今日は絶好のトレッキング日和ですね。

というわけでどんどん動いていきます!

まずは朝食前に、本当は昨日行きたかった所へ。

JLKC6503.jpg
そこは宿から徒歩5分ほど。

CCTN4521.jpg
昨日のRoot Bridge同様、入場料を払います。

20ルピー+カメラ20ルピー。

ここにはこんな光景が広がっていました!

TCLA6055.jpg
ダブルデッカー・ルートブリッジです!

APLB6126.jpg
1つの木から1本の橋を架けるだけでも十分すごいのに、何とこちらは2本も橋を架けております。

SRPM8956.jpg
この木の樹齢は500年だそう。

途方もない年月の力が、この橋を造り上げているのですね。

2本あるのでこんなことも出来てしまいます。

WKVS7110.jpg
上から見た図。

VBGO6395.jpg
下から見た図。

太い根っこに幾重にも細い根っこを絡み付けて強度を増しているのですね。

MRMS1959.jpg
そして何よりこのビジュアル、格好良くないですか?

自然が作り出す造形美には、人間なんぞとてもじゃないけど敵いません。

こんな風景を、この旅で見たかったのです。

XNXU4305.jpg
あまりにワクワクし過ぎてしまい、上を渡っては写真を撮り、下を渡っては写真を撮り、まるで子どもかのようにはしゃぎ倒してしまいました。

LIAU9723.jpg
大満足のルートブリッジ、これを見れただけでも、この村に来て良かったです。



朝食まで少し村を散歩します。

ENVJ6010.jpg
この辺りは、昨日の道中にもあったやたら背の高いヤシが大量に生えていました。

植林でもしているのでしょうか。

SZNW9298.jpg
道端には普通にニワトリが歩いています。

ひよこが親の動きの真似をしていてすごく可愛い!

KXPQ5552.jpg
谷底近くの崖っぷちに集落があるからか、家々は玄関が最上階に置かれていることが多かったです。

ASNO1065.jpg
泊っている宿も、よく見るとそんな造りになっています。



宿に戻って朝食です。

NOQN1889.jpg
ここからのトレッキングが長いので、奮発してフレンチトーストに目玉焼きもつけました。



IMG_8514.png
ちなみに今日のトレッキングプランはこんな感じです。

昨日に引き続きGoogle Mapが微妙なので、maps.meのスクショで。

絶対に行きたいのがレインボーフォール
※矢印①(所要1時間半)

条件が揃えば滝に虹が架かるそうです。

その後ノングリアート村まで帰り(所要1時間半)、昨日の道のりを戻っても良いのですが(登りなので所要2時間ほど?)、

よくよく地図を見てみると、レインボーフォールに向かう途中に分岐点があり、それをもう一方へ進むと、
※矢印②・③(②…所要1時間、③…所要3時間)

IMG_8381.png
何とそのままチェラプンジに戻ることができます。
※矢印④(所要2時間)

ちょうど今日は日曜なのですが、実はティルナ村とチェラプンジを結ぶバスやシェアジープ、シェアタクシーなどは、全て日曜運休なのですね。

ということはティルナ村からチェラプンジに帰るにはタクシーをチャーターしなければいけないのですが、これがシェアと比べるとべらぼうに高いのです。

となると、いずれにしても山を登り終えたらチェラプンジまで更に歩くという選択を取ると思われるので、それならばトータルで歩く距離は短い方が良いなと思い、行きとは違うルートを選ぶことにしました。



そうと決まれば出発です!

DVBC2291.jpg
まずはレインボーフォールに向け、村の階段を上り、

PGKI8885.jpg
さっき通ったダブルデッカーを再び通過します。

JVEN3127.jpg
最初のうちは道もかなり平坦。

HKUI8520.jpg
吊り橋を渡り、

ORFG5952.jpg
ルートブリッジを渡り。

このルートブリッジ、根っこが少なく不安定だったのでワイヤーで補強してありました。

成長途中なのでしょうかね?

KRON5407.jpg
途中、岩が階段代わりになったりもしました。

DIHF1851.jpg
良さげな滝。

これはレインボーフォールではありません。

RQCR3791.jpg
そして地図上の分岐点に到着。

ここからはあと1時間ほどです。

CAHA4084.jpg
後半の道のりは階段が増えてきました。

上って、ちょっと下って、

QXPM3707.jpg
また上って。

RYSV2241.jpg
雨のせいか、道が川に飲み込まれてる所もありました。

靴を濡らさぬよう、比較的乾いている岩を慎重に伝って渡ります。

最後の方はひたすら上りでただただしんどいのですが、

遠くから聞こえる水の轟音。

あれがレインボーフォールだと確信した瞬間、どこから力が湧いてきたのか、全速力で階段を駆け上がり、

JKQN6238.jpg
そして滝つぼまでの最後の下り階段を駆け下ります!

そして目の前に広がったのはこの光景!



KYFE1324.jpg
ドゴオオオオオオオオ!!!!!



…まあサイクロン明けですからね。

ちなみに先ほどまで晴れていたのですが、道中で雲に隠れてしまい、結局太陽は姿を現さずじまいでした。

ちなみにこの滝がレインボーフォールたる所以は、ちょうど良い位置にある巨大な岩によって、水しぶきが通常の滝よりも広がりやすいからだそうです。

そこに良い角度で太陽光が当たると滝に虹が架かっているように見えると。

虹が見れなかったのは残念でしたが、しぶきが火照った体を冷やしてくれて、すごく気持ちの良い場所でした。

さて、持ってきた水を飲んで、ぼちぼち出発しようかと思ったのですが、



しまった!水、宿に忘れてきた…!



ここから予定通りに先へ進むのであれば、水が買えるであろう場所まではあと4時間は歩かねばなりません。

どうしよう…一度村に戻った方が良いのかな?

いや、でもそれは面倒くさすぎる。

分岐点までの道中は、進むべきか戻るべきかで、葛藤に葛藤を重ねていました。



そして分岐点到着。

レインボーフォールまでの道は比較的整備されている所が多かったのですが、ここからチェラプンジ方面への迂回路は、

IZZW3534.jpg
やばい、スタートから険しそう。

というか岩の積み方が雑過ぎて、これが道だと言われなければわからないぞ。

一瞬怯みましたが、とりあえずちょっと進んでみて、行けそうならそのまま行ってみよう!



と、この時になぜこんな選択をしたのか、振り返ってみると後悔ばかりです。

HRWT6044.jpg
迂回路の道中は延々と岩の階段が続いていきました。

もはや整備された普通の階段など皆無。

岩の積まれ方が微妙過ぎて、どっちに進めば良いか迷う場所もいくつもありましたが、その度にmaps.meで自分の向きを確認しながら進み、道は外れずに済みました。
(これも今思うと、GPSが正常に機能してなかったらどうなっていたんだろう…?)

BPOB2660.jpg
ただ、岩の階段は高さもまちまちですし、何より足場が安定しないため、歩を進めるにつれどんどん体力は奪われていきます。

BHUL6566.jpg
途中にはさっきより水流の多い川が道を塞いでいたり、

元からなのか、それとも昨日のサイクロンの所為なのか、木が傾き、枝が道を覆いつくしている場所も何カ所もありました。

その度に、枝をかきわけ、木を乗り越え、前に進んで行きます。

CJHL8784.jpg
そしてどんどん険しくなっていく道のり。

途中からは、もはや写真など撮っている余裕もなく、ただ必死に、必死に、進んで行きました。



吹き出る汗、棒のようになった足。

喉もとっくにカラカラですが、飲む水もありません。

何しろ休憩をしようにも、立ち止まった瞬間に無数のやぶ蚊や有象無象の虫たちが襲ってくるので、休憩を取ることすら憚られます。

前に進む原動力はもはや、

「戻るよりまし」

ただそれだけです。

戻って出直した所で、その後もっと長い距離を歩かないとチェラプンジにはたどり着けないのです。



唯一の心の支えとなったのは、maps.meの現在地表示。

ただそれも、道のりが険しくなっていくにつれ、進みは鈍くなります。

あくまでも位置表示なので、いくら高さを稼いだ所で、地図上では前に進んでくれないのです。

いつしか、地図表示を見る度に

「こんな頑張ったのに、まだこれだけしか進んでないのかよ」

と、心を折られるようになってしまいました。



最初は10分歩いて立ち止まり、虫を払いながら息を調え、また出発し…、

とやっていたのが、それが5分になり、3分になり、

終いには、2,3歩進んでは立ち止まるようになってしまいました。



そしてふとした時突然襲ってきた目眩、立ち眩み。

最初はすぐに収まりましたが、ある時立ち眩みがずっと止まらず、その場に倒れそうになってしまいました。

恐らく脱水症状や熱中症の類でしょう。

この時点で分岐点を出発してからおよそ2時間が経過。

道のりの半分強は進んでいたので、このまま進む方がはるかに距離としては短くて済みます。

ただ、この先どんな道が待ち受けているかは全くの未知。

平坦な道のりならばどうにでもなりますが、もし同じような登りが続くとしたら…

恐らくこの体調では最後まで持たないでしょう。

そして何より、この道中の2時間でただの1人もすれ違うトレッカーがいなかったのです。

もしそんな所で倒れでもしたら、冗談抜きに大変なことになってしまうかもしれない。



ギブアップは大嫌いですが、この先のリスクを考え、ノングリアート村に引き返すことにしました。



引き返すと決めてからは、ある意味での目標が見えた安心感からか、はたまた下りの道が続いているからか、足取りもさっきまでと比べると嘘のように軽く、2時間かけて登ってきた道のりを、およそ1時間弱で戻ることができました。

OOVJ3109.jpg
そして、天国のスプライト!

750mm一気飲みです。

そしてこのあと、喉の渇きが収まるまでひたすら水もガブ飲み。

日陰で1時間ほど休養した所で、とりあえず再び動けるくらいの体調にはなってきました。



もうこうなったら、ティルナ村からのタクシー代がいくらかかろうとも、昨日来た道を引き返すしかありません。

ティルナ村からチェラプンジまでは15km離れているのですが、それを歩くほどの体力はさすがに残っていないので。

WPKQ3053.jpg
昨日は道のりの後半が登り中心だったので、折り返しの今日は前半が下り中心。

OOJS6372.jpg
ここは、とりあえず休養を十分とったこともあり、何とかスムーズに歩き抜くことができました。

IPJT9912.jpg
ただ、昨日立ち寄ったRoot Bridgeより先は、3000段の上り階段が続きます。

HPがマックスの状態で村を出発した旅人さんでも、結構悲鳴をあげている方の多いこの階段。

ましてやここまで散々歩き倒して瀕死状態の自分なんぞが、まともに上れるわけがありません。

さっきと同様、数歩上がっては呼吸を整え、また数歩上がっての繰り返しです。



唯一さっきと違うのは、他のトレッカーがいること。

特に、途中でなけなしの水を分け与えたインド人夫婦とは、それがきっかけで仲良くなり、お互いに励まし合い、何とか牛歩の歩みながら天上へとたどり着くことができました。

別れ際に記念撮影。

XSGV0408.jpg
元気をくれてありがとう!



2人と別れ、いざチェラプンジまでのタクシーの値段交渉に臨もうとしたのですが、

インドなのに、やたらとドライバーがたむろしてるのに、誰一人客引きにやって来ない!

どういうことだと思い、こちらからドライバーの元に歩み寄り交渉しようとするも、

何とチャータータクシーは予約のみの対応だと言われてしまいました…



このパターンは予期していなかったにしても、それでもここはインド。

ひとたび歩き始めたら、「特別にこの値段払えば行ってやるよ」みたいなやつが1人くらいは出てくるものです。

そう思って歩き始めるも、

誰もついて来ない!



結局そのままティルナ村の出口まで来てしまいました。

今日は決してやって来ないバス停のベンチで、ただただへたりこむことしかできません。



ここから本気で15kmも歩かないといけないのか?

どう考えても無理ですが、それでも歩かないと日が暮れてしまう。

絶望感に苛まれながらうつろな目でチェラプンジへと続く道路を眺めていました。



何十分経ったでしょうか。

公共交通機関が休みだと人々も移動を控えるのか、それともこのエリア自体が過疎だからなのか、ほとんど車は通りません。

その時、お客さんを乗せた1台のタクシーが通りかかりました。

ドライバーさんは自分を見つけるなり、

「おーい、今日はバスは休みだぞ!」

と声をかけてきました。

このチャンスを逃したら、もう今日中にチェラプンジには帰れないかもしれません。

厚かましいのは承知の上で事情を説明し、このお客さんの後で構わないからチェラプンジまで乗せてってくれと、必死にお願いをしました。

始めはそのお客さんを送り届け、ティルナ村に戻ってくるまでバス停で待っているつもりだったのですが、

「こんな硬いイスじゃ疲れるだろうから、後ろの席で休んでおきなさい」

と、ドライバーさん。

助手席に座っていたお客さんのおじいちゃんも手招きをしてくれました。



本当に助かった!涙が出そうになりました。

QEXP9315.jpg
こんなブレブレの写真しかありませんが、まずはおじいちゃんの住む村に向かいます。

村に着いておじいちゃんが精算するとき、そういえば乗るのに必死でお金のこと話してなかったなと思い、いくら支払うのか見ていました。

すると、400ルピー支払っていました。

高いけどチャーターならこれくらいだよな…それより乗せてもらえただけ有難い。

と思い、今度はチェラプンジに向けタクシーは引き返します。



山道を延々と、1時間ほど走ったでしょうか。

ようやく、ようやく、目指していたチェラプンジの街が見えてきました。

タクシーは宿の前まで送ってくれ、精算です。

400ルピーちょうどを持っていなかったので、ドライバーさんに500ルピー手渡しました。

すると少し渋い顔をしながら財布を開き、

「手元にこれだけしかないんだ。細かいの持ってないのか?」

と、お釣りに400ルピーを渡してきました。

「いやいや、お代はいくらですか!?」

「シェアタクシーは40ルピーだよ。どうせチェラプンジに帰るつもりだったし、これで構わないよ。」



もう言葉が出ませんでした。

インドに来て初めて、言い値より多くのお金(といっても100ルピーですが)を支払い、丁重にお礼を言ってタクシーを降りました。

本当に、本当に、救われました。
ありがとうございました!




宿に着いてシャワーだけ浴びると、夕食も洗濯もする気が起きず、そのまま倒れこむように眠りにつきました。

今回は、自分の準備や見通しの甘さから、大変な状況へと自分を追い込んでしまいました。

これから色々な場所でトレッキングをしていこうと思いますし、それ以外にも旅の間は、色々と的確な判断を迫られる場面に出会うことが多くあります。

その時に今回の出来事を反省に、正しい選択ができるようにしていきたいと思います。



そして明日は移動日…の予定ですが、こんな状況で果たして体は動くのか。

明日の朝にどうするか判断しようと思います。



本日もありがとうございました!





最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ応援クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

↑↑↑ ここをクリックしてください(怪しいサイトとかには飛びません)。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Maru

Author:Maru
高校地理教師による世界一周!
2019年4月2日出発!
アフリカ縦断旅スタート!エジプトから陸路で南下していきます。